アンカーの完全ワイヤレスイヤホン史上もっともスペックの高い最上位モデル「Anker Soundcore Liberty 3 Pro」が発売されました(発売日:2021年11月4日)。
さっそく入手して使ってみたところ、シリーズで最も値段の高い17,800円(税込)の最高スペックだけあり性能の高さに大満足です。
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そんな中でも素晴らしいなって使って分かった3つのことがあります。それは、装着感・ノイキャン・音質です。
その他にも利便性が向上したり性能自体がパワーアップした点も多数あったので、「Anker Soundcore Liberty 3 Pro」の魅力をお届けしたいと思います。
メリット
- Ankerイヤホン史上、最高レベルの高音質
- LDAC対応デバイスならハイレゾ音源が楽しめる
- ノイズキャンセリング性能の効きが強く、シーンに合わせて自動最適化する
- 圧迫感し過ぎないフィット感で長時間装着しても疲れにくい
- 通常再生8時間、ノイキャン再生6時間のバッテリー持ちの良さ
- 充電ケースがワイヤレス充電対応
- 2台のデバイスを同時接続してスムーズな切り替えができるマルチポイント対応
- ノイズリダクション機能で音声にフォーカスしたクリアな通話
デメリット
- 光沢感のあるハウジングに多少の指紋が付く
- 低価格なイヤホンが多いAnkerの中では1万円台後半で値段が高い
- LDAC使用時に電池消耗が激しく、マルチポイント接続ができない
それではレビューにいきましょう。
【2022.4.22追記】
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1分でわかる!Anker Soundcore Liberty 3 Proの特徴・魅力
Anker Soundcore Liberty 3 Proは特に「装着感・ノイキャン・音質」が素晴らしいです。
耳の奥に入れるカナル型の耳栓タイプですが、前作よりも耳が詰まったような不快感が軽減されていて長時間の装着にも心地よさを実感できました。
また、今までは場所によって最適な消音モードをいちいちアプリからその都度選択する必要があったんですけど、それを環境に合わせて自動で切り替えてくれるようになりました。
勝手に切り替わってくれるおかげで、ノイキャン効果を適切に受けられるメリットがあります。
そして、特に良かったのが音質。Ankerにしては高価格帯の2万円に迫る完全ワイヤレスイヤホンを出してきたってことで、音質にも期待していました。
その期待をきちんと上回る高音質で、個人的には2万円前後のイヤホンでは抜きん出た音質をもつモデルだろうなって思いましたね。
Anker Soundcore Liberty 3 Proの仕様・スペック
製品仕様はこちら。
- 製品名:Anker Soundcore Liberty 3 Pro
- 型番:A3952N11、A3952N21、A3952NQ1、A3952NA1
- JANコード:4571411197215、4571411197222、4571411197239、4571411197246
- 色:ミッドナイトブラック、クラウドホワイト、ライトパープル、アイスブルー
- ブランド:Soundcore(サウンドコア)
- メーカー:アンカー・ジャパン株式会社(東京都千代田区)
- 製品種別:完全ワイヤレスイヤホン
- 形状:カナル型
- ドライバー:10.6mmダイナミックドライバー、バランスドアーマチュアドライバー
- Bluetoothバージョン:5.2
- オーディオコーデック:SBC、AAC、LDAC
- 最長再生時間(通常):イヤホン単体8時間、ケース込み32時間
- 最長再生時間(ANC):イヤホン単体6時間、ケース込み24時間
- ボタン:タッチパネル
- ノイズキャンセリング機能:対応
- 外音取り込み機能:対応
- 風切り音低減機能:対応
- ハンズフリー通話:対応
- ノイズリダクション機能(通話):対応
- Soundcoreアプリ:対応
- 自動着脱検知機能:対応
- マルチポイント接続:対応
- 防水等級:IPX4
- ワイヤレス充電:対応(ケースのみ)
- メーカー保証:購入後18ヶ月
- 同梱物:「Anker Soundcore Liberty 3 Pro」イヤホン本体、充電&収納ケース、イヤーチップ4サイズ、イヤーウイング4サイズ、USB-C to USB-A充電ケーブル、説明書
Anker Soundcore Liberty 3 Proのレビュー詳細
ゴージャスな外観。ケースを開くと驚きのギミックが!!
さっそく外観からチェックしていきましょう。
Soundcoreブランドのロゴ部分が鏡のように反射して、キラッと光ります。すごくキレイに耳元を魅せてくれる反面、多少の指紋が付いてしまうこともありました。
ケースは卵型でスリムなフォルムをしています。ズボンのポケットにもすっぽり収まるので持ち歩きやすいと思います。
スライド式の充電ケースを開くと・・なんと内部がジワ~っと光る。まるで宝石のような輝きを演出する仕掛けが!!
ゴージャスですね~、にしてもこんなイヤホン見たことない。笑
Soundcoreシリーズで最高峰のモデルだけあります。
ブラックはマットテイストで統一されていて格好いいデザイン。非常に高級感のある佇まいをしています。
ホワイトはハウジング部分がわずかにグラデーション?かかったようなイメージでパールみたい。ジュエリーっぽさがありつつ、奥ゆかしい品を感じさせます。
イヤーピース先端にかけてはローズゴールドの筐体になっていてエレガント。そしてイヤーピース自体はブラックとホワイトでそれぞれ筐体に合うように色が異なります。
ブラックのイヤピは半透明の黒色にブラウンがかった色味が合わさっていて、汚れが目立ちにくいんじゃないかなって思います。
ホワイトのイヤピは乳白色なので、耳垢が目立ちにくいですね。なかなか気が効いてます。
防水等級はIPX4に準拠していて、雨や汗くらいで壊れることはありません。外出中に雨に振られようが問題ありませんよ。
ノイキャン起動で最長6時間の電池持ち。マルチポイントにも対応!
バッテリー持ちは通常モードで最大8時間、ケース込みで最大32時間。そして、ノイズキャンセリング機能を起動して連続使用した場合には、最大6時間、ケース込みで最大24時間の音楽再生を実現しています。
WEB会議はもちろん、リモートワークでの作業中、スポーツなどの運動、通勤通学や出張・旅行の移動中など十分な電池もちがありますね。
充電ケースは付属のUSB-Cケーブルをつないでも良いし、もしはワイヤレス充電対応なのでiPhoneをコードレス充電できるチャージングパッドに乗せてもOKです。
Bluetooth接続のバージョンは5.2に対応。都内に出たタイミングで人混みテストをしてみました。
さすがに新しいBluetooth規格だけあり、電波が飛び交っている新宿駅のホーム上やつり革がすべて埋まっている電車の乗車中においても、ほぼ途切れることはありませんでした。
しかも、リモートワーク中に使っていて便利だったのがマルチポイント接続に対応していることです。
iPhoneとパソコンの両方に同時にBluetooth接続しておいて、スムーズな切り替えができます。例えば、iPhoneで音楽を聴きながら作業していて、急にWEB会議が始まるときにすぐさま切り替えられます。
iPhoneの音楽をストップして、WEB会議に入るだけでOK。いちいち、iPhone側のBluetooth接続を切り、パソコンのBluetooth画面を立ち上げて接続をする・・なんて面倒が動作は必要ありませんよ。
耳がギュッ!っと詰まった感じにならない装着感が快適
イヤホン筐体はカナル型のイヤーピースに耳内側にひっかかるように固定できるイヤーウイングが付いた形状をしています。
どちらも耳に負担をかけないような柔らかい素材です。
イヤーピースはXS・S・M・Lの4サイズあって、イヤーウイングもフック部分の形が異なる4種類あります。
フィット感によって音質がかなり変わると言われているので、いくつか試してみてジャストフィットするサイズを付けてくださいね。
装着感は少しねじりながら付けると、耳穴奥に吸い込まれるようにスッと入り耳をロックされる感じ。それなのに、不思議と不快感がなくて、耳が詰まったようなギュッとする圧迫感が少ないように思います。
カナル型特有の水の中にいるような閉塞感を感じさせないように設計されているようです。僕の耳にはまじで心地よくフィットしてくれましたね。
着脱検知機能にも対応していて、イヤホンを外すと流れていた音楽が自動で一時停止します。ただ、装着し直した場合に改めて再生させないと音楽が聴けないのはちょっぴり残念かな。
ふたたび装着すれば自動で音楽再生が再開してくれると便利だったんですけどね。。。
イヤホン側には物理ボタンのないタッチパネル式が採用されています。光沢感のあるハウジング部分をタップしたり長押しして操作します。
アプリのコントロール設定からシングルタップ・ダブルタップ・トリプルタップ・2秒長押しのアクションによってどんな操作を割り当てるかカスタマイズできます。
割り当てられる操作は、再生と一時停止、音量のアップ、音量のダウン、曲送り、曲戻し、音声アシスタント、ノイキャンモード・外音取り込みモード・標準の切り替えなどがあります。
一通りの操作はイヤホン側で操作できるようになっていて、良いですね。
進化したノイキャン。周りに合わせて自動で最適な消音モードに切り替わる!
今までのAnkerノイズキャンセリングイヤホンは、『屋内』『屋外』『交通機関』という3つの消音モードをアプリから自分で選択する仕組みになっていました。
自宅でのテレワークでは『屋内モード』にして生活音を抑え、家から駅まで歩く道のりでは『屋外モード』で喧騒を低減し、電車の中では『交通機関モード』で走行音を軽減させる、みたいな使い分けをする必要があったんですね。
で、これが結構面倒なわけで。いちいちSoundcoreアプリを立ち上げて切り替えなきゃいけなくて・・。
しかし、今回の新しい「Soundcore Liberty 3 Pro」では『ウルトラノイズキャンセリング 2.0』に進化したことで、自動で消音モードを切り替えてくれます。おかげで圧倒的に使い勝手が向上しました。
シチュエーションに合わせてモード選択する煩わしさから開放され、最適な消音効果を受けられるようになっています。
街中や移動中など使ってみたところ、消音効果も高いレベルにあると思いますね。正直、AppleのAirPods Proくらいまでの消音レベルはないかなぁ~とは感じましたが、それでも十分です。
電車の走行中には音量をあげなくても問題なく音楽視聴や動画視聴を楽しむことができました。
ちなみに、手動でノイキャンの聴き具合を調整することもできるので、効果実感しにくい場合にはカスタマイズしてみるのをおすすめします。
音楽を鳴らしていない状態でノイキャンを起動していると、わずかにスーッと聞こえるホワイトノイズがのります。ただ、ほんとにかすかに聞こえる程度なので、静かな部屋の中にいる場合じゃないと聞こえません。
外では気になりませんのでそこまでネックではないかと思います。
ランニングでは必須の外音取り込み機能の性能も結構高め。走っているときに近づく自転車の気配や車の走行音だったり、イヤホン装着中にレジ前の店員さんの声もイヤホン未装着状態と変わらず耳に届けてくれます。
あとよかったのが「風切り音の低減」機能が使えること。風が強めに吹く日だったり、ビル風が多い都心を移動しているとき、あとランニング中にも快適な音楽視聴をサポートしてくれます。
風切り音がまったくなくなる訳ではありませんが、ONにしているのとしていないのとでは結構違います。みなさんもぜひ使ってみてほしいですね。
大迫力かつ繊細。奥行きのある素晴らしいサウンド
さてここからが本題、音質です。
コーデックにはSBC・AAC・LDACに対応しています。
データ伝送量の多いソニー規格のコーデックLDACに対応しているのは音質を求めるユーザからすると大きなプラスポイントですね。ハイレゾ音源に対応することで、ワンランク上の音質を楽しむことができます。
ただ、「Soundcore Liberty 3 Pro」でLDACを使用中には電池の減りが早く、マルチポイント接続も制限されるデメリットがあります。LDAC対応デバイスで音楽再生を楽しみたいユーザにとってはマイナスポイントかな。
といいつつも、残念ながらiPhoneではLDAC非対応なんですよね・・。
なので、僕のiPhone 13 ProではAACコーデックを利用することになります。
そして「Soundcore Liberty 3 Pro」がユニークなのは、2種類のドライバーを内蔵していること。
Knowlesの技術を搭載するバランスド・アーマチュア型ドライバーと10.6mm口径のダイナミックドライバーを同軸上に配置したACAA 2.0っていうテクノロジーが採用されています。
ちょーかんたんに言うと、低音が得意なダイナミックドライバーと高音が得意なバランスド・アーマチュアドライバーを両方とも積んでいて、低音と高音どちらにも強みをもっているということ。
Appleミュージック内の音源をジャンル関係なく聴きまくってみました。
分類するとしたらドンシャリなんでしょうけど、低音だけが目立つドンシャリって言葉で片付けるのはもったいない、量感のあるリッチな低音と解像度の高い音を発してくれます。
若者が好きそうな低音の効きをしっかり抑えていて、エレクトロとかダンスミュージックと相性が良いです。最近作業中によく良くMadeonもすごく気持ち良く聞けましたね。
量感のある低音のキックの強さ、そしてフラットで癖のない中音域のボーカル、歪みのない抜けるような高音。周波数帯域を高いレベルでフルカバーしているように感じました。
また、ガツンとくるEDMだけじゃなくて、バンドにも結構向いていると思います。
低音域に深みがあって、音楽を流すと土台となる低音が空間を作ります。ボーカルの歌声が聞こえた瞬間にステージの中央にマイクが出現する感じ。
強い音圧で誤魔化すのではなく、しっかり奥行きを感じさせつつ臨場感があり、音楽に没入できます。
Novelbrightさんのツキミソウの出だしなんかは、ピアノを弾く繊細で綺麗な音の粒がくっきり手にとるように分かり、ボーカルの歌い出しで一気に曲の世界観が広がります。
竹中雄大さんの立体的な高音を一切の淀みなく表現してくれます。原音に対する再現度も非常に高いと思いますね。
トレンドというか日本人の20~30代が好みそうな低音の迫力をもたせつつも、そればっかりに偏るんじゃなくて全音域において上手くバランスのとれたチューニングに仕上がっています。
Soundcoreブランドの完全ワイヤレスイヤホンとして最上位モデルだけある文句のつけようがない高音質でした。
2万円前後の同価格帯イヤホンの中でもトップクラスの高音質と言って良いでしょう。
もちろんSoundcoreアプリからイコライザー調整にも対応しているので、好みに応じてカスタムすることも。
みなさんの趣味趣向に合わせてアプリ側から音を遊んであげるのも楽しいですよ。
音楽視聴ではないんですけど、YouTubeの動画を視聴している場合に、外ロケの街中の音がかなり良く耳に届くようになった気がします。
ノイキャンが高性能なことと、イヤホンから発する音がクリアに聴こえることによるものだと思うんですけど、今まで聞こえていなかった音がしっかり耳に運ばれてくるので臨場感がありましたね。
ビジネスに活用できるWEB会議用イヤホンとしても!
通話品質に関しては、電話やLineで使った感じまったく問題ありませんでしたね。
装着者の口に向けて音声をキャッチすることにフォーカスした単一指向性を採用しているんだと思うんですけど、性能が高いです。
静かな場所に限りますが、かなり小声で話してもちゃんと音声を拾って通話相手に届けてくれました。
そして今やビジネスでは外せない要素といっても良いWEB会議での使用感についても快適でした。ノイズリダクション機能によって環境音を抑えつつ声をクリアに伝えられます。
テレワークの浸透によってメーカー各社がしのぎを削る通話品質なわけですけど、オンライン会議用としても優秀なマイク付きイヤホンだと言えます。
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Anker Soundcore Liberty 3 Proの動画レビュー
ライターの評価コメント&ご購入はこちら
毎日使うことを考慮した上で、装着がより一層快適になり、ノイキャンの切り替えといった面倒な操作が減り、同価格帯ではハイレベルな高音質を実現しているイヤホンでした。
Soundcoreシリーズの中では装着感・ノイキャン・音質で言えば最も優れていると言っても過言ではないでしょう。
もはや体の一部と化しているイヤホンにおいて、ストレスフリーを追求した製品作りをしていましたね。
【2022.4.22追記】
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