背中にソケットが付いたiPhoneケース、最近良く見かけます。丸い形をしてて、ニョキニョキって伸ばして指が挟めるあのソケットです。
結構分厚くて持ちにくそうって悲観していたんですが、使ってみて考えが180度変わりましたね。
カバンやポケットに入れて持ち歩くときにはソケットを畳んでフラットにできるし、iPhoneを使うときにはソケットを伸ばして落下防止や操作性アップに役立つんです。
これは便利!てか手放せない、って。
そんなソケットとiPhoneケースが一体化した「OtterBox OTTER+POP SYMMETRY for iPhone 13ケース・iPhone 13 Proケース・iPhone 13 Pro Maxケース」をレビューしていきます。
背面に引っかかりができることで片手操作が一段と安定します。指でのスワイプやタップ、あと写真や動画撮影も安定感がアップして便利ですよ。
さらに、ソケットを伸ばした状態をキープしたままiPhoneスタンドにもなるので動画視聴にも重宝しました。
耐衝撃性能もあるので、落下したときのダメージがiPhoneへ伝わりにくいってのも使っていて安心できるポイントでしたね。
使ってみたメリットを3点にまとめてみましたので、ご覧ください。
レビューの前に仕様はざっとこんな感じ。
▼製品名:OtterBox OTTER+POP SYMMETRY for iPhone13シリーズ
▼対応機種:iPhone 13、iPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Max
▼販売代理店:エム・エス・シー海外事業部
▼種別:iPhoneケース
▼耐衝撃:対応
▼カメラレンズ接触:しない
▼ワイヤレス充電:非対応
▼MagSafe充電:非対応
▼Apple Pay:対応
▼JANコード:840104285336、840104265833、840104275962、840104276563、840104265857、840104265918、840104267530、840104276686、840104265932、840104277157、840104285466、840104285237、840104267516、840104285350、840104285213、840104285367、840104275955、840104277171
メリットその1、落下防止と操作性向上
このケース、実は2つのブランドがコラボしたアイテムなのです。
落下防止アクセサリーとして有名なPopSockets(ポップソケッツ)と耐衝撃ケースを手掛けるOtterBox(オッターボックス)がタッグを組んでいます。
2つのブランドの特色を活かしたiPhoneケースってワケです。
まずメリット1として落下防止と操作性向上についてレポしていきます。
ニョキニョキっとソケット(グリップ)部分を伸ばすことでドアノブみたいな取っ手が出現します。そのソケット部分に指を挟むことで引っかかりが生まれ、手にしたときのホールド感が増します。
普通のiPhoneケースだとケース全体を「握る」ような持ち方になりますが、「OtterBox OTTER+POP SYMMETRY for iPhone13シリーズ」の場合は「指をひっかける」ような感覚になります。
そのため、引っ掛けていない指は力を入れる必要がなくて楽チンです。
画面操作や音量&電源ボタンの操作をする際に抜群の安定感があります。特にディスプレイの四隅にも指が届くようになるし、手の中から滑り落ちる危険性も減ります。
この実用的な使い勝手には感動。ソケットに慣れてしまうと、ソケットなしケースは使えなくなるかも。笑
しっかり指が引っかかってくれているおかげで、落下を防ぎつつも自由自在なiPhone操作をサポートしてくれました。
メリットその2、スマホスタンド
メリットその2は、スマホスタンドとしても役立つこと。
iPhone 13 Proに装着したケースのソケット部分を伸ばして横向きにすれば、スタンドのように角度を付けて卓上に置けます。
テーブルやデスクにスマホスタンドがない場合、手に持つかティッシュペーパーの箱とかに立て掛けて動画視聴をしていた筆者にとっては非常に便利でした。
外出先のカフェで一息つきたいときでもスタンド形状にして動画を楽しめますよ。
角度を浅くしたい場合には、ソケットの片方を畳むのがオススメ。
ちょっぴりiPhone画面が上に向いてくれて、動画視聴しやすくなるし、安定感が増しますよ。
ソケットの魅力が分かったところで、持ち歩くときにはどうでしょうか。
突起したソケットはそのままでは邪魔でしかたありません。そこで、持ち歩くときにはソケット部分を畳んで平にすることで背面側がフラットになります。
iPhoneケース自体が分厚いですが、タイトなズボンの前ポケットにも入りました。出し入れの際にソケットがひっかかることもなく、持ち歩きにくくはなかったですね。
メリットその3、耐衝撃性能
時にはiPhoneを落としてしまうこともあるでしょう。そんなときに心強いiPhoneケースの特徴としては耐衝撃性能があります。
ダメージに強いOtterBoxブランドのコラボケースということもあり、頑丈な設計になっている点もメリットの一つ。
カラーバリエーションにもよりますが、ケースのアウター側にポリカっぽい硬めの素材が使われていて、iPhoneに接する内側のインナーには柔らかめのTPUが採用されています。
つまり、異なる2つの素材が組み合わさったハイブリッドケースになっているワケですね。
外部からの接触においてもポリカがしっかり守り、落下時に伝播する衝撃をTPUが和らげてくれます。
落としちゃったとしてもiPhone内部へダメージが伝わりにくく、故障のリスクを抑えてくれる頼もしいタフケースだと言えますね。
カメラレンズの立ち上がりよりもケース側が高く設計されています。平らな場所に背面から置いてもレンズが接触する心配もありません。
ディスプレイ側も同じく周囲のエッジの方が先に触れて、画面が浮いた状態になります。擦れて傷が付いちゃうんじゃないかって心配は無用ですよ。
メリットだけでレビューを終わらせたかったのですが、惜しいことにデメリットもありました。
ソケットが背面に配置されていることで、ワイヤレス充電やMagSafe充電が使えなくなってしまいました・・。まぁ薄々分かっていたことではあるんですけど・・惜しい。
普段からケーブル充電している人なら問題ないと思いますが、ケーブルレス充電に慣れている人にとってはデメリットになるでしょう。
ソケットの実用性をとるか、それともワイヤレス充電の利便性をとるか。悩ましいところですが、みなさんが普段からどんな風にiPhoneを充電しているか考えた上で選ぶようにしてくださいね。
ちなみに、Apple Payには問題なく反応するので、コンビニ等での非接触決済には支障ありませんよ。
動画レビューはこちら
ライターから一言
なにごとも見た目で判断するものじゃないですね。一見すると分厚くて使いにくそうだなって悲観していたグリップ付きのiPhoneケースでしたが、試してみると・・もう手放せない。落下を防ぎ、画面操作がしやすい。加えてスマホスタンドにもなったり、万が一の落下にも安心な耐衝撃仕様。外出が増えるこれからの季節、iPhoneをしっかり守りつつ、実用的なケースを探している人におすすめですね。