骨伝導イヤホンの人気ランキングから使用する上でのメリットやデメリット、おすすめ骨伝導イヤホンの選び方や基礎知識を解説しています。
売れ筋の人気骨伝導イヤホンランキングをはじめ、そもそも骨伝導イヤホンってどんなものなの?という疑問から詳しい機能・選び方のポイントまで余すことなくご紹介します。
骨伝導イヤホンを初めて知ったという方も、この記事を読めばきっと使ってみたくなること間違いなしですよ。
骨伝導イヤホンとは
そもそも骨伝導イヤホンってどういうものなのか。知らない方も多いと思うので、ここではその仕組みと機能を紹介していきます。
骨伝導イヤホンとは、こめかみ付近の骨を振動させて聴覚神経に直接音を伝えるイヤホンのこと。
一般的にイヤホンは耳穴に装着して鼓膜を振動させて音を伝えるんですが、骨伝導イヤホンは耳を塞がないというのが最大の特長です。
昨今は、リモートワークが浸透しWEB会議などが増えたことで、以前よりもイヤホンを使用する機会が増えましたよね。
長時間つけるようになったせいか耳の痛みや違和感を覚えるようになった方も多いのではないでしょうか。ひどくなると頭が痛くなったり気持ち悪くなったりと健康被害につながることも。
そこで骨伝導イヤホンの出番。耳穴が開放されているから、耳に負担がかかりにくくストレスフリーに使えます。
さらに、イヤホンを付けながらでも外の音が聴こえやすいのもメリットです。
音楽を聴きながら会話ができるのはもちろん、自転車や電車などの環境音もしっかり聴こえるからウォーキング・ランニングなどの運動時にも向いています。
骨伝導イヤホンは難聴になる?
骨伝導イヤホンは骨を震わせて音を伝えるので、うるさい場所でも大音量にすることなく音がしっかり聴きとれるのがポイント。鼓膜を介さないから聴覚障害の人でも聴こえやすく、老人性難聴にも有効だといわれています。
さらに、現代病のひとつである騒音性難聴・音響性難聴などといった、いわゆるスマホ難聴のリスク軽減にも効果的です。近年ネットでは「骨伝導イヤホン」と検索するとサジェストに「難聴になる」と出てくるため不安になる人が多いようですが、そんな心配は不要。むしろ耳へ負担をかけることなく安心して使えるイヤホンだといえます。
一方、内耳以降の聴覚神経の障害によって引き起こされる感音性難聴にはあまり有効ではないという研究結果が発表されています。
参考:NHK生活情報ブログ/ FOCAL POINT公式サイト/ 特選街web
骨伝導イヤホンのメリット
骨伝導イヤホンのメリットは、なんといっても耳を塞がないで使えるということ。耳が開放されているから負担がかかりにくく、長時間の使用でも耳が疲れません。また、骨を振動させて音を直接聴覚神経へ伝えることから、うるさい場所でも音がクリアに聞こえます。大音量にする必要がないので、難聴予防・難聴対策に効果的です。
音を伝えるときは、こめかみ付近の骨を振動させて聴覚神経に直接音を届けます。一般的にイヤホンは耳穴に装着して鼓膜を振動させて音を伝えるんですが、骨伝導イヤホンは耳を塞がないというのが最大の特長です。耳穴が開放されているから、耳に負担がかかりにくくストレスフリーに使えますよ。しかも今やブルートゥースで接続するタイプのケーブレス骨伝導イヤホンがメーカー各社から発売されています。耳やケーブルの不快感から開放されていてスポーツ利用が増えてきています。
なお、いくら耳を塞がないとはいえイヤホンはイヤホン。自転車を運転しながらの使用は違法になります。くれぐれも道路交通法を守って使用してくださいね。
骨伝導イヤホンのデメリット
骨伝導イヤホンのデメリットは、耳を塞がないで使えるがゆえに音漏れするという点。
どれくらい音漏れするのかは製品や使用時の音量によって変わりますが、耳を塞ぐタイプと比較するとどうしても周囲に音が漏れてしまいます。オフィスをはじめ、電車内・図書館といった静かな場所では気になるかもしれません。
骨伝導イヤホンの選び方
骨伝導イヤホンを選ぶ際、最も重視したいのは使う目的やシーンに適しているかどうか。プライベート・ビジネスシーン・ゲームや音楽を楽しむとき用などなど...。
昨今、SONYやShokz (旧AfterShokz)など大手メーカーから高性能モデルが発売されていたり、geo(ゲオ)から低価格モデルも続々と登場しています。数多くある骨伝導イヤホンの中から自分に適したモデルを選ぶことが大切ですよ。
以下では選び方のポイントを紹介しているのでチェックしてみてくださいね!
ワイヤレスか有線か
イヤホンを選ぶうえでワイヤレスか有線かってかなり重要ですよね。
イヤホンジャックに接続してつかう有線タイプの最大のメリットは、バッテリーが不要だということ。スマホなどの端末に直接接続して使うから充電の必要がありません。急にバッテリーが切れて使えなくなる心配がないので、時間に縛られたくない人にぴったり。音質の劣化が少ないともいわれており、音質にこだわりのある方にもおすすめです。
一方で、ケーブルが邪魔になるのが難点。移動の際に引っかかったり、スマホが使いづらかったりと行動が制限されることも。特に運動時は動きにくいだけでなく、絡まることもあるので危険です。
ケーブルのわずらわしさが嫌ならワイヤレスタイプがぴったり。スマホなどの端末とBluetoothによって無線で接続できるから、使用中でも自由に動き回れます。スマホも快適に使えて移動のしやすさも◎。
ただし、バッテリーを充電しないと音楽や音声を聞けないので要注意です。使用後は充電する癖をつけましょう。また、Bluetoothで接続すると音声や映像に音ズレやラグが出ることがあります。
装着感・着け心地
骨伝導イヤホンの装着の仕方は機種により異なるものの、大きく分けてイヤーカフのように耳介に装着するタイプとこめかみを挟んで使うタイプの2種類があります。
イヤーカフタイプは耳の軟骨を挟むだけなので手軽な装着感が魅力。ピアスやイヤリングの位置により多少着けづらい場合もありますが調節は簡単です。
一方、こめかみを挟むタイプは頭の形やサイズによって着け心地がかなり変わるのが特徴。普段メガネをかけている人は、骨伝導イヤホンが干渉するので着けづらいことがあります。着けるときはメガネを外すか、コンタクトにするとフィットしやすいですよ。
音質
音質は機種により個性が出る部分です。細かい音声までクリアに聴こえるものや、高音がきれいに鳴るもの、重低音がしっかり感じられるものなど、用途や好みに合わせて選びましょう。
なお、骨伝導イヤホンは耳を塞がないため、どれも外音がしっかり聴こえるという点は安心ですよ。
また、骨伝導イヤホンってASMRを聴くときにもぴったりなんです。直接骨を震わせるから、音に臨場感と迫力があってクセになりますよ。最近はASMRを聴きながら寝るという人も多いですよね。でも寝ながらって、有線だと首に絡まる危険性があるし、そもそもカナル型だと寝返りを打ったとき耳が痛いのがネック。一方で、骨伝導イヤホンなら耳を塞がないから寝ながら使うのに最適です。寝返りを打っても耳穴に負担がかからないし、体勢を制限されないからストレスフリーで使えますよ。
防水性能
使用時でも周囲の音が聴こえる骨伝導イヤホンは、スポーツシーンでも重用されているイヤホンです。特に、防水性能が備わっているアイテムは雨天時や汗をかいていても使えることから人気が高くなっています。
一般的に防水性能IPX4以上であればあらゆる方向からの飛沫でも耐えられるとされているので、ひとつの目安として選んでみてくださいね。
通話機能・マイク性能
テレワークが主流になりつつある今、WEB会議などを行う上で通話機能やマイク性能ってかなり重要ですよね。最近では骨伝導イヤホンもマイク付きの機種が多く発売されています。
自分の音声をしっかり拾いながら周囲の音や会話も同時に聞き取れるので、テレワーク時には最適とも言えるイヤホンかもしれません。
パソコン仕事やWEB会議などビジネスシーンでの使用をメインに考えている場合は、ぜひ通話機能・マイク性能を重視して選んでみてください。
骨伝導イヤホン人気おすすめランキング10選
第10位:子供用骨伝導イヤホン myFirst BC Wireless Lite
最大音量制限機能が搭載された子供用の骨伝導イヤホンです。重さはたったの28gと超軽量、さらにネックバンドが柔らかいので頭部への締め付け感がなくストレスフリーで装着できますよ。耳穴を塞がないから難聴リスクや蒸れの心配がなく、学校のリモート授業時にも最適です。連続再生時間は最大5時間まで対応。オンライン授業などの長時間学習にもバッテリー切れの心配なく使用できます。
着け心地は非常にソフトですが、パッド部分がやさしくフィットしてくれるのでズレにくいのがポイント。頭を振ったり身体を動かしたりしても落下しにくいため、運動時にもおすすめです。IPX6の防水機能に対応しているから、雨や汗を気にせず使えるのもうれしい。水濡れの心配なく屋外でも安心して装着できますよ。
操作は子どもでも簡単にできるよう物理ボタン式。用途別にボタンが配置されているので、押し間違いが防止できます。また、音量アップボタンは長押しすると自動で電源が切れるようになっているのが特長。急に音量が上がって耳を傷める心配がないから安全ですよ。
第9位:Boco 完全ワイヤレス骨伝導イヤホン PEACE TW-1
世界で初めて完全ワイヤレスイヤホンのようにコードがまったくない形状を実現した本品は、耳を塞がずに使えるのはもちろんコードのわずらわしさからも解放された完全ストレスフリーな骨伝導イヤホンです。イヤーカフのように耳介を挟むだけで装着できるから、イヤホンが耳穴にフィットしにくい人にもおすすめ!
締め付け感がまったくないストレスフリーな付け心地ながら固定感は十分。ランニング時の振動でもズレることなく、筋トレなどの激しく身体を動かすトレーニング時にも安心して着けられます。重さは片耳約9gで、イヤホンを着けている感覚を忘れてしまうほど。防水規格はIPX7に準拠しており、雨や汗などもへっちゃらですよ。
耳を塞がない上コードレスだから、仕事時はもちろん家事炊事をしながらでも快適に使用できるのがポイント。しかも音質はびっくりするほどクリア。細かい音までくっきりと聴こえます。iPhoneで音楽を再生してみると頭全体から音が広がるような心地よさがあり、通常のイヤホンより圧倒的に聴き疲れしにくかったのが印象的。音質的には少し低音に物足りなさがあるものの、中低音がはっきりと聴き取れるから十分楽しめますよ。充電方法はケースのUSB-Cポートにケーブルを接続するだけでOK。
通話品質については静かな場所であれば問題ありません。繁華街などの周囲が騒がしいと少し聴こえにくいですが、自宅で使う分には申し分ないでしょう。スマホとの接続にはBluetooth5.0に対応。日々音楽を聴いたりテレワークで使ったりする分には十分すぎる骨伝導イヤホンだと言えます。
第8位:ヴァーテックススタイル VTH-IC050 骨伝導イヤホン
耳を塞がずに使えるから長時間の装着でも疲れにくい骨伝導イヤホン。 安くても8~9千円するものが多く、いいものは2万近くしますよね。 使ってみたいけど高くて購入に悩む...という人も多いのではないでしょうか。初心者ともなると余計に躊躇するはずです。
そこでおすすめなのが、ヴァーテックススタイルのVTH-IC050 骨伝導イヤホン。本品は、価格が税込み4,579円とリーズナブルなのが特徴です。5千円でおつりがくるので、骨伝統イヤホンデビューにはもってこいな一品でしょう。かなり安価ですが、コーデックには高品質のAACを採用。装着時に付属の耳栓も一緒に付けると、よりクリアな音質が楽しめます。また、連続再生時間は最大約12時間、さらに連続通話時間は最大約9時間とバッテリーがかなり長持ちなのも魅力。連続待機時間はなんと100時間も持つので、1度フル充電すれば1週間程度なら使い続けられますよ。
形状は一般的はヘッドホンタイプ。ネックバンド部分が華奢だから運動中でも邪魔にならずにつけられますよ。防水等級はIPX4に対応しているので、雨が心配な屋外や汗をかくスポーツシーンでも使用可能。くわえて重さはわずか27gしかないので、長時間でも快適に装着できます。骨伝導イヤホンを使ったことがない人・予算をギリギリまで抑えたい人にはイチ押しのアイテムです。
第7位:子供用骨伝導イヤホン myFirst Headphones
子どもが快適かつ安全に装着できるように作られた骨伝導イヤホン「myFirst Headphones」。
本品は、柔軟なPET素材を採用しておりやわらかい装着感が特長です。重さも約26gと実に10円玉5枚分程度と非常に軽量で、頭を締めつけないからオンライン授業などで長時間使っても疲れませんよ。さらに最大音量制限機能も搭載されているので、耳への負担や難聴リスク軽減にも役立ちます。お子さんの耳の健康を守る安全設計がうれしいですね。サイズは、小学生の児童から高校生を超える学生まで対応可能。子どもから大人まで家族みんなでシェアできます。
また、本体は防水性能IPX6に準拠しており、汗をかく運動時や屋外での使用もOK。締め付けないのに程よくフィットするから、身体を激しく動かしてもズレにくいですよ。イヤホンをつけたままでも周囲の音が聞き取れるから、スポーツシーンにも最適でしょう。また、これひとつに最大7台までPCやスマホを登録できるのも魅力。例えば、PC使用中にスマホに着信があってもシームレスで切り替えできます。学習時だけでなく、リモートワークやオンライン会議・通話などあらゆる方面で重宝する便利なアイテムです。子どもから大人まで快適に使えますよ。また、価格が税込み9千円以下と安いので、骨伝導イヤホン初心者にもおすすめの一品です。
第6位:Shokz(旧Aftershokz) Aeropex IP67防水 骨伝導ワイヤレスヘッドホン
骨伝導イヤホンの有名ブランドであるShokz(旧:AfterShokz)シリーズの中でも高音質を誇る逸品。従来製品よりも低音域のレンジをしっかりとカバーしており、音に深みが感じられます。さらに、従来品よりも小さい振動でクリアに音が聴こえるのも魅力。音漏れはなんと約50%もの軽減に成功したとのこと。音漏れしないという点においてはかなり優秀なアイテムです。また、軽量化に伴い本体は前作よりも約30%も小さくなりました。
本体が小型化&軽量化したおかげで、装着感の快適さもパワーアップ。皮膚への接地面が絶妙な角度に調節されているから、振動の影響を受けにくく着けたときの違和感が少ないんです。長時間の使用でも気持ち悪さがありませんよ。
充電ポートはマグネットタイプを採用しているため面倒なケーブルの抜き差しが不要。ケーブルを近づけるだけでピタッとくっつくからめちゃくちゃ便利です。
なお、防水防塵等級はIP67等級に適合しています。汗をかく運動時はもちろん、急な雨でも大丈夫。しかも防塵性能もあるから、海や山などのアウトドアでも重宝します。アクティブなシーンで使いたい方にぴったりな骨伝導イヤホンです。
第5位:フォーカルポイント OpenMove 骨伝導ヘッドホン
同じくShokz(旧:AfterShokz) シリーズから販売されている骨伝導ヘッドホンですが、 OpenMoveは1万円以下で買えるリーズナブルな価格が魅力のコスパ最強アイテム。1万円は軽く超えてくる商品が多い中、これはかなりうれしいですよね。
本体は左右一体型で頭を挟み込むように装着します。黒い部分の振動ユニットがこめかみよりも少し下あたりに来るため、メガネをかけていても比較的つけやすいのがポイントです。重さは約29gとかなり軽量なので、圧迫感のない着け心地で長時間でも疲れにくそう。軽いのに固定力もあり、頭を振っても落ちないから運動時にもおすすめ。防水防塵規格のIP55に対応しているから雨や汗への耐久性もばっちりです。
音質は全体的にフラットで、低音の響く感じはそこそこ感じられます。音質にこだわらない人であれば十分に満足できるでしょう。音楽を作業のBGMとして楽しみたいときなんかにぴったりですよ振動ユニット部分に内蔵されたマイクにはノイズキャンセリング機能が搭載されています。使用中は音切れもなく、相手の声もクリアに聴き取れるからストレスフリーで通話が可能。テレワーク時のWEB会議にももってこいですね。
また、スマホやノートPC等のデバイスと2台同時に接続できるのも特長。テレワーク中にスマホで音楽を聴きながら仕事をしていても、PCにビデオ通話の着信があればペアリングをすぐに切り替えることが可能です。設定を変えたり相手を待たせたりせず、即座に応答できますよ。
第4位:HACRAY SeaHorse メモリ内蔵 完全防水骨伝導イヤホン
オーディオブランドとして人気が高まっているHACRAYの完全防水骨伝導イヤホンです。防水性能としては最高等級のIP68に準拠しているため水没しても故障しないのが魅力。水中利用ができるから、装着したままスイミングもお手の物です。さらに、完全防水だから汚れたら丸洗いもできちゃいます。
また、本体には8GBもの大容量メモリを内蔵。なんとこのコンパクトなイヤホン自体に約2400曲も保存できるというんだからびっくりしました。他のデバイスといちいち接続する手間がなく単独使用できるので、身軽なまま音楽を聴けるのがうれしいですね。Bluetoothは最新の5.2に対応しており、無線接続ももちろんOK。スマホやPCなどでも安定して音楽が楽しめます。最大連続再生時間も12時間ととってもパワフルですよ。長時間バッテリーが切れないので、仕事・作業時をはじめ集中したいトレーニング時やワークアウト中にも重宝しますね。
なお、本体はタツノオトシゴをモチーフにデザインされています。人間工学に基づいて作られているので頬骨にジャストフィット。ランニングや激しく体を動かすアクティブなシーンでもしっかりと固定されているから安心です。より音楽へ没入したいときは、付属のイヤープラグを使うのがおすすめ。周囲の音を遮断するため、音に集中できますよ。
また、骨伝導イヤホン特有の振動のムズムズ感も抑えられているのでストレスフリー。通話用マイクにはノイズ低減機能が搭載されているので、周囲の雑音をしっかりカットできます。自分の声をクリアに届けられるため、テレワーク時のWEB会議もスムーズです。アクティブシーンからビジネスシーンまで幅広く対応できる優秀な骨伝導イヤホンだといえます。
第3位:フォーカルポイント OpenComm 骨伝導ヘッドセット
数々の骨伝導ヘッドセットを発売しているShokz(旧:AfterShokz)ですが、 その中でもOpenCommは高品質ノイズキャンセリング・ブームマイクが搭載されており、通話のしやすさに特化しているのが魅力です。本体左耳側からほっぺに向かってニョキっと伸びたマイクが正確に声を拾ってくれます。雑音を抑えてクリアに音声が伝わるからWEB会議などで相手から聞き返されるといったストレスも減るはずです。
メーカー公称によると、音質はシリーズ史上最高レベルとのこと。実際に聴いてみると中高域がきれいで音にメリハリを感じました。耳を塞ぐタイプに比べると低音の響きが足りないものの骨伝導ヘッドセットの中では十分満足できる音質ですよ。
装着感は締め付けすぎないネックバンドタイプ。全体的に薄型&華奢なフォルムなので、フィット感があり疲れにくいのが特長です。素材はチタン製だから耐久性に優れており、変形しにくいから安心して持ち運べます。
また、バッテリーの持ちがいいのも魅力です。ワイヤレスでは最大16時間も使用できちゃいます。これだけ長時間使えるなら朝から晩まで会議詰めの1日だって安心ですよね。テレワークやWEB会議などでイヤホンを使う機会が多いビジネスパーソンにぜひ使ってほしいアイテムだと言えます。
第2位:Shokz OpenRun ワイヤレス骨伝導イヤホン
Shokz史上最高音質と名高い「OpenRun Pro」と同時発売された「OpenRun」。OpenRun Proは低音に深みがありダイナミックなサウンドが楽しめるのに対して、本品は低音・中高音すべてがバランスよく聴こえるのが特長です。ワッと驚くような迫力はありませんが、全体的に音が調和しているから聴いていて疲れにくい。音の強弱が強いクラシックや激しめのロックなども圧迫感なく楽しめますよ。また、音量小さめで聴けば作業中や仕事中などの「ながら聴き」にもぴったりです。耳が開放されているおかげで外音もしっかり聞こえるから、交通状況を把握したい屋外でも安全だし、リモートワーク中のインターホンもバッチリ聞こえます。
本体重量は、OpenRun Proに比べ約3g軽い26g。たかが3gでしょ?と思う人も多いかもしれませんが、実際着けてみるとその軽さにびっくりするはずです。着け心地はまるで羽のよう。ネックバンド部分も非常にやわらかいので頭にやさしくフィットしてくれます。振動部分はこめかみの下あたりにきますが、押さえつけられている感やくすぐったさはまったくなく、本当に着けていることを忘れてしまう程快適な装着感でした。なお、非常に軽量ながらホールド力があるためスポーツシーンで使うのにもおすすめです。力んだり頭を左右に振ってもズレないから、トレーニング中やランニング時にも重宝しますよ。防水防塵規格はIP67に準拠しているので、雨が心配な屋外ではもちろんアウトドアシーンにもおすすめです。
本体の連続再生時間は最長10時間。スリムで軽量ながらバッテリーはかなり長持ちです。またOpenRun Proと同様に急速充電に対応しています。たったの10分充電するだけで、約1.5時間も使えるから忙しい仕事の合間やオンライン会議の直前でも焦らず対応できるのがうれしい。さらに、Bluetooth規格は5.1に対応しており、再生中や切り替え時の音飛びもなくノンストレスです。デュアルノイズキャンセリングマイクが搭載されているので、通話品質もなかなかハイレベル。通話中は自分の声がクリアに届くし、相手の声もはっきり聞き取れます。会話のラグもなく、とにかく快適に会話できますよ。音質も申し分なく機能性も十分なうえ、価格はOpenRun Proより7000円も安い16,880円。なるべく予算を抑えて高品質な骨伝導イヤホンが欲しい人にゲキ押ししたい逸品です。
第1位:Shokz OpenRun Pro ワイヤレス骨伝導イヤホン
Shokz(旧:AfterShokz)の技術をすべて集結させた過去最高スペックの骨伝導イヤホンです。なんといってもすごいのがその音質。特に低音は明らかな深みが感じられ、史上最高の音質です。音が豊かに聴こえるよう倍音成分を作り出す低音ハイエンサーが2基も搭載されていて、頭全体を包み込むような重厚感が味わえます。中高音のバランスもよく、一音一音にしっかりと芯が感じられました。音の輪郭がはっきりとした立体的なサウンドが楽しみたい人には絶対試してほしいアイテムです。
装着感は非常にソフト。振動部分はこめかみの下あたりに添えるような感覚で、押し付けられている感はまったくありません。イヤホン本体が軽量なため、1日中着けていても快適です。全体的に華奢なのでメガネとの相性も◎。ズレないから運動時にも向いています。身体を動かすトレーニングやランニング時にもぴったりですよ。
連続再生時間は約10時間。しかも急速充電に対応していて、たったの5分繋いだだけで約1時間半も使えるんです。オンライン会議の前など、急いでいるときでもササッとチャージできちゃいます。また、マルチポイントにも対応しているから接続の切り替えも超スムーズ。iPhoneとパソコンの両方に「Shokz OpenRun Pro」をBluetooth接続しておいて、使いたいほうのデバイスで音楽を再生すれば自動で切り替わります。なお、デュアルノイズキャンセリングマイクが搭載されているため、通話品質も申し分ありません。雑音を抑えながら、自分の声をクリアに伝えられますよ。耳を塞がないため、屋外で使うと相手の声が聴こえにくくなりますが、骨伝導イヤホンの中ではイチ押しの逸品です。
骨伝導イヤホン番外編
ここでは番外編として、骨伝導イヤホンではないものの同じように耳を塞がずに使えるイヤホンをご紹介します。
Sony LinkBuds(リンクバッズ)
ソニーの新製品「LinkBuds(リンクバッズ)」。通称、穴あきイヤホンとも呼ばれている本品。新開発されたドーナツ型のリングホールには小さなスピーカーが搭載されており、耳を塞がずに音楽や会話が楽しめるという新感覚アイテムです。
使用中は骨伝導イヤホンのように耳穴が開放された状態なので、周囲の音が聴こえるのが特長。例えば車や電車の走行音だったり、家にいるときであればインターホンや家族の会話・呼びかけだったり...。あらゆる外音が自然に聴こえるから、交通状態を把握したい屋外をはじめテレワーク中・家事や勉強のおともにながら聴きなど、あらゆる場面で安心して使うことができます。カナル型イヤホンのように耳穴を塞がないから圧迫感がなく、長時間着けっぱなしでも負担がかかりにくいですよ。
また、ノイズ除去技術も優れているので通話時にもぴったり。耳が疲れにくいから長時間に及ぶオンライン会議にも重宝します。なお、操作方法にもご注目。イヤホンに直接触れるのではなく、耳たぶ周辺やこめかみをタップして音楽の再生・停止・スキップなどができるんです。いちいちスマホを取り出さなくていいうえ、手袋をつけた状態でも操作できるのが便利ですよね。
メーカー公式サイト https://www.sony.jp/headphone/products/LinkBuds/
動画レビューはこちら
ライターから一言
テレワークやおうち時間が増えた今、以前よりもイヤホンを使う機会が増えましたよね。最近は、長時間つけるようになったせいか耳が痛くなったり、頭が痛くなったりと健康被害に悩んでいるなんで声も聞くほどです。
今回ご紹介した「骨伝導イヤホン」は、耳を開放したまま使えるから鼓膜・首・肩など身体に負担がかかりにくいのが魅力。骨を震わせて直接神経へ音を届けるから、長時間の使用でも聴き疲れしにくいというメリットもあります。騒音性難聴・音響性難聴などの予防もできるので、日常的にイヤホンを使う人には激推ししたいアイテムです。
耳を塞ぐタイプのイヤホンに劣らない音質の高さはもちろんのこと、防水防塵機能やノイズキャンセリング機能が搭載されている便利な骨伝導イヤホンが盛りだくさんなので、ぜひみなさんが気に入る商品をゲットしてくださいね。