ジメ~っとした室内。この時期特有のアノ嫌な感じが僕の部屋に充満している。そう、湿気だ。
部屋の中がこれだけジメジメしていると、クローゼットの奥はどうなっているのか。まさかと思い、クローゼットの奥にしまっているお気に入りのシャツの安否を確かめよう。
恐る恐るクローゼットを開け、暗闇のそのまた奥にひっそりと佇むシャツ。ハンガーごと取り出し、明るいライトのもとでよ~く見ると、恐れていた事態が。
黒い悪魔だ・・
ポツポツっとシャツに黒い点のような模様が付いている。そんな柄をしたデザインセンスのシャツを買った覚えはない。もうお気づきだろう、黒い点の正体。
カビだ。
スタメンだったはずのお気に入りのシャツが、一瞬にして戦力外に。
こんな思いはもう二度と経験したくない。そこでオススメしたいのが、クローゼットに掛けられるコンパクトなコードレス除湿機「カルカラ」。
前置きが長過ぎて小説みたいになってきたので、さっさと除湿機の優れた点をまとめた本題に入ることにする。
製品仕様はこちら。
- 製品名:コンパクト除湿機 カルカラ
- JANコード:4549462026877
- 型番:3R-JST01
- 販売元:スリーアールソリューション株式会社(福岡県福岡市)
- 種別:充電式除湿機
- 乾燥剤:シリカゲル
- 寸法:除湿ボトル→70mm×70mm×195mm、ドライスタンド→107mm×107mm×95mm
- 重さ:除湿ボトル→368g、ドライスタンド→383g
- 消費電力:45W
- 入力:AC100V 50/60Hz
- 除湿量(約):65ml
- 乾燥時間(約):2時間
- 同梱物:「カルカラ」本体、ドライスタンド、除湿剤、S字フック
湿気のたまりやすいクローゼットの除湿に。
今まで除湿剤といえば、ドラッグストアで四角い箱状の物やフックに掛ける板状のような物を購入していた。それが当たり前だと思っていた。
しかし、この「コンパクト除湿機 カルカラ」は電子機器。電気の力で除湿する今どきの製品だ。
本体内部にシリカゲルが入っていて、水分を吸収してくれる。クローゼットにこもる宿敵、湿気を取り込んでくれるんだ。
除湿量は約65mlある。正直、室内の広い空間では心もとないが、一般家庭のクローゼットや押入れくらいなら十分だろう。
専用のドライスタンドなるものが付属していて、立てかけるようにしてセットすると、乾燥してくれる。乾燥にかかる時間はおおよそ2時間ほど。
溜まった水を捨てたり、水拭きしたり、ゴミ捨て等の作業は必要ない。すごくスマートだし、手軽だ。
充電して繰り返し使えるエコなヤツ。
使い切りの一般的な除湿剤とは違って、繰り返し使える充電式を採用しているのがポイント。
専用のドライスタンドが充電器台になっているので、本体に溜まった水気の乾燥を兼ねて適度に充電してあげることで何度も使える。
除湿剤を買い替える必要もないってのも便利。
じゃあ、買い替える費用と充電する電気代でどちらがお得が気になるところ。
気になる電気代はメーカーの参考例をみていこう。
ランダムに抽出した3個入りの除湿剤を5製品ピックアップし、その1個あたりの金額を計算すると約69円/個。
一方で、「カルカラ」は1回のフル充電にかかる電気代が東京電力エリアでおおよそ2.38円だそう。
もちろん除湿剤の持ち具合にもよるところはある、けど満充電に2円ちょっとなら全然良いと思う。
何より消耗品ではないので、ゴミが出ないっていうことがエコだ。
吊り下げ、据え置き、どこにでも。小型なフォルム
ポータブル利用ができる円筒状の「カルカラ」本体のサイズは、直径が約7センチ、高さが約19.5センチ。
場所をとらないコンパクト設計なので戸棚や収納ボックス、シューズボックス(靴箱)やトイレなどスペースがとりにくい所に省スペースで据え置ける。
本体上部に持ち手のような空洞があり、付属のS字フックを使えばクローゼットのバーに引っ掛けられる。
このスタイルが一番良いなって思う。衣類をハンガーで吊り下げるのと同じように、「カルカラ」を吊り下げてクローゼット内の除湿に役立つのだ。
除湿ボトルの重量は、350ml缶のジュースをちょっぴり重くしたくらいの約368グラムほど。バーの耐荷重を心配する重さではないだろう。
円形の充電スタンド兼ドライスタンドも直径が約10.7センチ、高さが9.5センチの小型。少ないスペースで置き場所に困りにくいのも使いやすい。
ライターから一言
黒い悪魔ことカビが衣服に発生することを防ぎたい一新で見つけたポータブル除湿機。クローゼットに掛けていてもスマートなボディにも好感がもてる。