アンカーのマグネットでくっつくシリーズ「MagGo」。その中で筆者が使っているのが、iPhone13・12シリーズをくっつけてワイヤレス充電ができるケーブルレスタイプのモバイルバッテリー。
そのモバイルバッテリーが進化して新登場したということで、さっそくゲット。
今日2022年5月18日(水曜)から発売されたのが「Anker 633 Magnetic Battery (MagGo)」です。
何が進化したかというと、容量が5000mAhから10,000mAhへ2倍にアップして、さらに出し入れできるスマートなスタンドが付いたこと。
前作はiPhone13Proをフル充電するには少し足りませんでしたが、1万mAhあれば十分。1日中、外に出っぱなしでも安心。
さらに出先やデスクで便利なスタンドが付いてて、オンライン会議や動画視聴に重宝します。
ケーブルを持ち歩かなくても外出中に充電ができることから、お出かけが増えるこれからのシーズンに人気が出そう。
ちなみに、前作「Anker 622 Magnetic Battery (MagGo)」が5000mAhで5,990円(税込)。今作「Anker 633 Magnetic Battery (MagGo)」が10000mAhで7,990円(税込)。
前作5000mAhモデルと比較しながら、実際に使っていきます。
製品仕様はこちら。
- 製品名:Anker 633 Magnetic Battery (MagGo)
- JANコード:4571411198922、4571411198694、4571411198700
- 型番:A1641011、A1641021、A1641031
- カラー:ブラック、ホワイト、ブルー
- メーカー:アンカー・ジャパン株式会社(東京都千代田区)
- バッテリー容量:10000mAh
- 本体寸法(約):107mm×66mm×18mm
- 重量(約):218g
- USB-C入力:5V=3A、9V=2.22A、最大18W
- 単ポート使用時の出力: USB-C出力→5V=3A、9V=2.22A、最大20W USB-A出力→5V=3A、9V=2A、最大18W ワイヤレス出力→最大7.5W
- 複数ポート使用時の出力: USB-C出力+USB-A出力→5V=3A、最大15W ワイヤレス出力+USB-C出力→5W(ワイヤレス出力)、5V=1A(USB-C出力) ワイヤレス出力+USB-A出力:5W(ワイヤレス出力)、5V=1.5A(USB-A出力) ワイヤレス出力+USB-C出力+USB-A出力:5W(ワイヤレス出力)、5V=0.9A(USB-C出力)、5V=0.5A(USB-A出力)
- パススルー充電:対応
- マグネット式ワイヤレス充電対応デバイス:iPhone13、iPhone13 mini、iPhone13 Pro、iPhone13 Pro Max、iPhone12、iPhone12 mini、iPhone12 Pro、iPhone12 Pro Max
- 同梱物:「Anker 633 Magnetic Battery (MagGo)」本体、USB-C to USB-C ケーブル(長さ0.6m)、取扱説明書
iPhoneユーザにうれしい、ケーブルのいらないモバイルバッテリー
最新のiPhone13シリーズとiPhone12シリーズって、背面がマグネットの磁力でくっついて充電できる機能(MagSafe充電機能)が搭載されていますよね。
ケーブルをさす必要がないことから、非常に手軽。筆者も良く使っています。デスクにマグネット式のワイヤレス充電器を設置しているし。
ケーブル不要なのはお出かけする際にも大きなアドバンテージがあります。なんせ、ケーブルを持ち歩かなくても充電ができるんですから荷物が減ります。
カバンの中でグチャグチャになっていたLightningケーブルとはサヨウナラ。
前作の5,000mAh「Anker 622 Magnetic Battery (MagGo)」よりも縦横はほとんど変わりませんが、厚みは5mmだけ厚くなりました。
両サイズ・重量を比較したのが下記。
写真左の新作「Anker 633 Magnetic Battery (MagGo)」は・・
サイズ(約):107mm×66mm×18mm
重量(約):218g
写真右の前作「Anker 622 Magnetic Battery (MagGo)」は・・
サイズ(約):105mm×67mm×13mm
重量(約):140g
重さは78gほどアップ。両者を持ってみると、たしかにズッシリ感を感じるようにはなりましたね。
とはいえ、iPhoneへくっつけて握ったときに新作が持ちにくい訳ではありません。
LINEのメッセージを打つ際にもわりと扱いやすいし、動画を観るのも不便なし。薄い裸のiPhoneよりもバッテリーの厚みだけ手にひっかかりができて落としにくいって人もいるくらいです。
磁力が強くて、軽く振ったくらいでは外れないので外でも安心。
あと、ポケットにも入ります。厚みが増えた分、前作よりもスルスルって訳にはいきませんが、それでもシャツの胸ポッケやズボンのポケットに収まりますよ。
ケーブルがなく、充電したままiPhoneを使えたり持ち歩けたりする利点は前作同様に大きなメリットでしょうね。
容量が2倍に!ケーブルを繋いで3台まで同時充電も!
バッテリー容量が5,000mAhから10,000mAhへアップしたことで、一日安心してiPhoneを使えるようになったのは結構うれしいポイント。
どうしても5000mAhだとiPhone 13 Proをフル充電するには足りなかったんです。1日外に出て活動する日なんかは、移動中にゲームをするので電池切れに。
5000mAhだとちょっと少ないなぁ~なんて感じていたんですが、これでようやく心置きなく外出中にiPhoneをフル活用できそうです。
ワイヤレス出力は、最大で7.5W。
付いているポートは、入出力に対応するUSB-Cが1つ、出力に対応するUSB-Aが1つ。
モバイルバッテリー本体を充電する際はUSB-Cにケーブルを繋いでチャージします。
USB-Cポートのみ使う場合は最大20W出力、USB-Aポートのみ使う場合は最大18W出力だそう。
iPhoneをより早く充電したいときは、USB-Cポートからケーブルでチャージするのが得策ですね。
便利なのが、iPhoneをワイヤレス充電しながら、USBポートから別の機器をケーブル接続で充電できること。
なので、2台同時や3台同時にiPhoneやイヤホンなどを同時に充電することができるんです。
例えば、iPhone13Proをくっつけてワイヤレス充電しつつ、もう一つ別のスマホとワイヤレスイヤホンをケーブルから充電するなんてことも。
メーカーによると、3台同時にチャージする場合は、ワイヤレス出力が5W、USB-Cポート出力が5V=0.9A、USB-A出力が5V=0.5Aというように分散されます。なのでスピードが落ちることは留意しておきましょう。
スマートになったスタンド機能
前作との大きな変更点として、もう一つ。スタンドがスマートになったことをピックアップしておきます。
充電コイルとは反対側の面に配置されたプレートを引き出すと、立てかけられるスタンドが出現。
縦横どちらにも対応するスタンド機能が使えるようになります。
今まではお風呂のフタみたいな感じでパタパタと折り曲げなきゃいけなかったんです。しかし、今作からは引き出すだけで使えて簡単になりました。
やっぱりスマホスタンドのように使えると、充電するしないに関わらず、デスクの上でiPhoneを立てておけるようになるので便利ですね。
iPhoneを使ってオンラインMTGをしたり、動画を観たり。今の時代、スタンドが使えるって利点ですよね。
ちなみに、モバイルバッテリー本体を充電しながらiPhoneのワイヤレス充電も同時に行えるパススルー充電にも対応しています。
長時間映画をみたり、Webミーティングが長引いたり。そんなときにモバイルバッテリーもiPhoneも、同時に電池切れを回避するために便利な機能ですよ。
動画レビューはこちら
ライターから一言
容量がアップして出力ポートも増え、さらにスタンドが使いやすくなった今作。外出時にお一ついかが。