AC差込口を2つ、USB-Cを2つ、USB-Aを2つを搭載して、6台のデバイスを同時に充電できる100W出力電源タップ「Anker 727 Charging Station (GaNPrime 100W)」を紹介します。
記事執筆時点での価格は、12,990円(税込)。
GaNPrime新技術を取り入れた第一弾シリーズの中でも、ひと目見たときから、これは!!と注目していた充電器。
自宅での仕事がライフワークとなった今、いかにデスクをスッキリさせるかに気を遣っています。そのため、「小型」「薄い」「軽量」などのキーワードが余計に琴線にふれるようになった私にとって、どストライクな商品ですね。
特に驚くべきはスマホ並の薄さ。
コンセントが挿せるのに、この薄さ?!
普通にプラグが突き抜けそうですが、なんとプラグを挿すと上方向にコンセントが高くなる設計になっています。
ガジェット好きな私の所有欲を刺激してくれるギミックにやられましたね。笑
最大100W出力なので、あらゆるノートPCへの充電にも使えるし、ほとんど在宅ワーカーが困ることはないでしょう。
詳しい機能や各ポートの特徴など深掘っていきます。
製品仕様はこちら。
- 製品名:Anker 727 Charging Station (GaNPrime 100W)
- JANコード:4571411199356
- 型番:A9126NF1
- メーカー:アンカー・ジャパン株式会社(東京都中央区)
- サイズ:約161mm×79mm×18mm
- ケーブル長さ:約1.5m ※プラグ部分を除く
- 重量:約400g
- Anker独自技術:GaNPrime搭載
- PowerIQ:PowerIQ 3.0 (Gen2)
- AC定格電圧・電流:100-125V ~ 50/60Hz 10A(定格電力1000W)
- 差込口:AC差込口×2、USB-Cポート×2、USB-Aポート×2
- 最大接続数:6台の機器へ同時充電可能
- 出力: ~1ポート利用時~ USB-A 出力→5V=3A(最大12W) USB-C 出力→5V=3A/9V=3A/15V=3A/20V=5A(最大100W) ~2ポート利用時~ USB-C1+USB-C2→65W+30W(最大95W) USB-C1+USB-A→45W+15W(最大60W) USB-C2+USB-A→30W+15W(最大45W) USB-A+USB-A→合計最大15W ~3ポート利用時~ USB-C1+USB-C2+USB-A→45W+30W+15W(最大90W)
- 対応デバイス:スマートフォン、タブレットデバイス、ラップトップPC(例:MacBook Pro 16インチ、MacBook Pro 14インチ、MacBook Pro 13インチ、MacBook Air、Google Pixelbook、Microsoft Surface Book 2、ThinkPad、Dell XPSs等)
- 多重保護システム:対応
- ActiveShield 2.0:対応
- 国際安全規格:IEC 62368-1準拠
- メーカー保証:24ヵ月(Anker会員登録後に半年間追加)
- 同梱物:「Anker 727 Charging Station (GaNPrime 100W)」本体、1.5メートル電源コード、取扱説明書
iPhoneとほぼ同じサイズ、これ一つでデスクが驚くほどスッキリ
コンセントやUSBなど合計6つの差込口を搭載していながら、びっくりするほど薄いのが「Anker 727 Charging Station」の目が点ポイント。
寸法は、縦が約16.1cm、横が約7.9cm、厚みが約1.8cmということで、iPhone 13 Proとほとんど同じくらいのサイズ感です。
コンセントプラグを挿せるのに、どうしてスマホ並に薄いの?!って疑問ですよね。そこには驚くべき仕掛けがありました。
冒頭でもお伝えした通り、プラグを挿すとニョキっとコンセント部分が立ち上がります。なので、プラグを差し込む分だけ厚みを確保できて、コンセントプラグが本体を突き抜ける(笑)なんてことはないのです。
なかなかこんなギミック見ないですよね。少なくとも私は初めて見ました。
確かにこの設計なら、余計な厚みが生じず、コンセントを使わないときにはスッキリしますからね。
他にも薄いからデスク上のハードディスクやモニターの間など、あらゆるデッドスペースの有効活用もできますよ。
また、重量も400gということを考えれば、デスク裏に配置してデスクから見えなくするってこともできそうですね。
もちろんACコンセント2口以外にも、USB-CポートやUSB-Aポートもそれぞれ2口ずつ装備されていて、卓上で使う電子機器類の電力確保に役立ちます。
パソコンやスマホ・タブレット等々、これ一つでほぼすべての仕事で使うガジェット類の充電はカバーできるおかげで、今まで卓上にあれやこれやとゴツい電源タップやUSB充電器を置いておく必要がなくなります。
それでなくても狭い自宅のデスクなのに、物が多いとそれだけスペースを食います。だったら、極薄電源タップ「Anker 727 Charging Station (GaNPrime 100W)」を導入してスッキリさせる方が得策でしょう。
最大100W、6台同時充電ができる6in1電源タップ
Ankerが新しく発表した独自技術「GaNPrime」を搭載し、PowerIQ 3.0 (Gen2)に対応した本製品は、最大100Wながら驚くほどにコンパクトに、そしてスリムな形状を実現しています。
100Wも出力ができれば、16インチMacBook Proなど高出力が求められるデバイスにも充電できます。
つまり、よっぽど大型で高出力なパソコンでなければ、ほぼ仕事で使う機器が充電できないことはないと言えます。
では、1つのポートのみ使用した場合や2つ3つと同時に接続した場合などの出力分散がどうなるのか、メーカー公称値を確認していきます。
まず1ポートのみ接続した場合です。
USB-C単体使用で最大100W、USB-A単体使用で最大12W。
続いて2ポート接続した場合です。
USB-CポートC1とC2の2口同時に使用した状態で、C1が65WとC2が30Wに分配され計最大95W出力。
USB-C1とUSB-Aを1口ずつ同時に使用した状態で、Cが45WとAが15Wに分配され計最大60W出力。
USB-Aを2口同時に使用した状態で、計15W出力。
最後に3ポート接続した場合です。
USB-C1とUSB-C2とUSB-Aの3口同時に使用した状態で、C1が45WとC2が30WとAが15Wの計最大90W出力。
ラップトップPCからタブレット・スマホまで同時に高出力を出せる高性能な電源タップだと言えますね。
ActiveShield 2.0に対応して安全性を実現
高出力化や小型化が進むと、電源タップやUSB充電器の危険性にも気を配りたいところ。充電器本体が極端に熱くなったり、発火の危険性などニュースでも度々取り上げられていますよね。
今回の「Anker 727 Charging Station (GaNPrime 100W)」では安心して使える設計にも注目したいポイントが。
今までのアンカー製品同様に多重保護システムを踏襲しつつ、本製品では常時温度管理システム「ActiveShield 2.0」という独自技術が新採用されています。
常時、温度を計測しながらコントロールすることにより、機器への影響を考慮した安全性を実現しているのです。国際規格IEC 62368-1で定められている上限値を超えない設計になっていて、安心して使える仕様に進化しています。
ライターから一言
スマホとそんなに変わりのない薄さながらコンセントがさせるアドバンテージは抜群に高いと言えます。デスク周りをスマートにしてくれる高出力かつ多ポート搭載の電源タップですね。