ヒーターベストやヒータージャケット、寒い冬場をしのぐには心強いアイテム。決して否定するわけではないんだけど、どーもしっくりこない・・。
おしゃれをしてお出かけをするせっかくの休日にはコーデを邪魔して着ていけない。通勤にも微妙・・だってデザインが・・。
そういった不満を解消すべく、面白い防寒グッズが登場した。
今まさにみなさんが着ている服を暖かいヒーター仕様に変えてしまう画期的な「INKO USB ウェアラブルヒーター」だ。
首元のタグへワンタッチで取り付け、最大50℃で背中をじんわり温めてくれるシロモノ。つまり、ジャケットだろうがTシャツだろうがどんな洋服もヒーターにしてくれる便利な設計なんだ。
厚みも1mmくらいしかなく、着ぶくれの心配もいらない。冬のおしゃれを温かくサポートしてくれる。
しかも電磁波をほとんど発生させない安心設計なんだとか。その秘密に迫っていく。
製品仕様はこちら。
- 製品名:INKO USB ウェアラブルヒーター
- JANコード:8809237077807
- 型番:IK07780
- ブランド:INKO(インコ)
- 本体サイズ(約):横200mm×縦200mm×厚み1.5mm
- リモコンケーブルの長さ(約):165cm
- 重さ(約):63g
- 素材:ポリエステル100%、ABS、PVC、スチール、ポリエステル織ゴム
- 給電方法:USB
- 電力:最大9W
- 温度調節機能:3段階
- 生産:韓国
- 同梱物:「INKO USB ウェアラブルヒーター」本体、取り付け用クリップ、説明書
最大50℃に温まる1mm厚の極薄ヒーター
わずか1~1.5mmほどの薄いシートから最大50℃まで暖かさを実感する仕組みをみていく。
ヒーター系の暖房グッズは多くが電気の線(電熱線)で温める。しかし、「INKO USB ウェアラブルヒーター」は電熱線は使っていない。
ではどうやって温かくなるのか?
その秘密は、インクの印刷技術を応用した技術にある。というのも、製造元であるPARUPE社が世界ではじめてフィルムヒーターなるものを商用化したのだ。
電気を通して熱エネルギーを発生させる銀ナノインクをフィルムに印刷。そのフィルムをヒーターに内蔵することで、電熱線を使わず温まるという仕組み。
INKO(インコ)シリーズとしは、お尻に敷く極薄ヒーターマット「INKO USB Heating Pad Suede」や次世代のホッカイロのような「INKO USB Hand Warmer」が有名なところ。
今回のウェアラブルヒーターモデルは、モバイルバッテリーなどから電気を通せば、約1分そこそこで40℃まで上昇。最高50℃まで発熱して背中をぽかぽかと暖かくしてくれる。
「こんな寒いのに、あの人やけに薄着じゃない?」という状況に遭遇したら、ウェアラブルヒーターを潜ませているのではと、ぜひ疑ってほしい。笑
手元のリモコンで3段階の温度調節をすれば、少し暑い電車内では低温モード、外では高温モード、オフィスや自宅などの屋内では中温モード、といった具合に変更できる。
しかも、電熱線が不使用なので電磁波がほとんど発生しないメリットもある。体に接する形で身につけるヒーターであるからこそ、安全性が高いに越したことはない。
ポケットにスマホを入れて持ち歩く僕としても、電磁波の影響を考えなくて良いのはうれしいポイントだ。
今着ている洋服をヒーターに。
「おしゃれは我慢」という言葉はテクノロジーによって覆された。と大げさに言ってしまいたいほどに、取り回しの良さが魅力。
お気に入りの洋服、好きなブランドのジャケット、着心地の良いアウター、背伸びをして買った一生モノのハイブランドコートなど。
みなさんが普段から着用している服の首元のタグにクリップで取り付けるだけでヒーター仕様になるのが新しい。
たったの約1mm、約63gの軽量。着ぶくれしてごわついたり、コーディネイトのシルエットを崩してしまうことはほぼ皆無だろう。
背中でなくとも、ジャケットの内ポケットからヒーターを垂らしてお腹まわりをあたためたりするのもアリ。着用する服や工夫次第でさまざまな使い方ができそうだ。
クリップの固定力もあるので、走ったくらいで落下する心配はない。
外で使う際にはモバイルバッテリーを入れるポケットさえあれば大丈夫。普段使っている5V/2以上のモバイルバッテリーをヒーターから出るケーブルに接続してスイッチON。
寒空のもと楽しむゴルフ・キャンプ・スポーツ観戦、はたまた縮みこみながら通う通勤通学、底冷えするテレワークなど幅広く活用が見込める。
ただし、薄手のTシャツや弱い素材感の服にはたるんで型崩れしてしまうこともあるので、留意しておきましょう。
肌触りの良いヒーターパッド。安全機能にも対応
手触り感の良いパッド繊維は、第三者機関による特定有害物質検査も通過している。さらに、国際的な規格認証制度IECEx(電気機器の規格)にも適合していたり、KC適合登録済証も受領済み。
このように、安心して身につけられるヒーターの安全設計がとられている。
「INKO USB ウェアラブルヒーター」独自の安全システムにも触れておきたい。
約12時間経過すると自動で電源が切れる仕様になっているので、消し忘れ防止にもありがたい。
また、温度コントロールをするセンサーによって設定温度以上の温度上昇が発生しないようにしていたり、過度な負荷がかかったりもし150℃以上に過熱した場合はヒューズが切れる設計になっている。
材質のクオリティやさまざまな安全設計を取り入れことで、普段から身につけられる安心を提供しているというワケだ。
ライターから一言
クリップでとめて着用する新しい発想の着るヒーター。市販のヒーター服ではちょっと・・というおしゃれさんには、服の種類にかかわらずクリップさえ挟めれば、取り付けられるのは大きなメリットだ。暖かく過ごせる救世主になるかもしれない。