もうこれでよくない?6,980円で買えるスマートウォッチARW-P22とApple Watchを比較してみた

スマートウォッチ ARW-P22

Apple Watchを代表するように、スマートウォッチを付けている人が多くなってきましたよね。

僕もApple Watchシリーズ8を使っているんですけど、とにかく便利。通知の確認や決済、睡眠管理やリマインダーなど手元で済ませられる利便性にどっぷり浸かっています。

ただ、どーしても値段が高い。Apple Watch8のアルミニウム45mmモデル(GPSモデル)で6万円超え。購入当時、顔にシワができるくらいお財布とにらめっこした覚えがあります。

ローエンドなApple Watch SEですら3万円くらいするし・・・。

そんなワケでApple Watch並に機能が充実している格安スマートウォッチを探しまくってたどりついたのが「スマートウォッチ ARW-P22」です。

株式会社エアリア(東京都世田谷区)から2022年11月に発売されたばかりの新製品。

Apple Payのような決済機能は付いていませんが、スマホに届くLineやメールのメッセージ通知、FacebookやTwitterやInstagramなどの各種SNS通知、電話の応答、音楽プレーヤーの操作、睡眠管理、心拍測定、血液酸素測定、文字盤のカスタマイズなどなど・・

Apple Watchで使う人が多いであろう機能をほとんどカバーしちゃってます。

これだけ便利な機能が使えて、気になるお値段は6,980円(税込)…え、マジ?

もうこれでよくない?笑

さっそくApple Watchとの機能比較をしながらチェックしていきましょう。

製品仕様はこちら。

  • 製品名:スマートウォッチ ARW-P22
  • JAN:4560490561208、4560490561215、4560490561222、4560490561239
  • 型番:ARW-P22JP-BK、ARW-P22JP-BG、ARW-P22JP-PK、ARW-P22JP-GL
  • カラー:ブラック、ベージュ、ピンク、グレイ
  • 販売元:株式会社エアリア(東京都世田谷区)
  • 材質:ABS+PC(筐体)、シリコン(ベルト)
  • 本体寸法(約):43mm×35mm×10mm
  • 本体重量(約):32g
  • バックル:尾錠
  • 防滴:対応
  • ディスプレイサイズ:1.69インチ(240×280)
  • Bluetooth規格:5.1
  • ワイヤレス通信距離:最大10m
  • バッテリー:220mAhリチウムポリマー
  • 待機時間:最大4日間 ※スマホ未接続状態
  • 対応OS:iPhone(iOS9.0以上)、Android(OS5.1以上)
  • 搭載センサー:Tianyiコア3300センサー、SC7A20加速度センサー
  • アプリ:Da Fit ※iPhone、Androidともにあり
  • 同梱物:スマートウォッチ本体、本体充電専用ケーブル×2個、ディスプレイ保護フィルム2枚
  • 注意事項:
    ペースメーカーなどの医療機器を装着されている場合、本品の電波が機器の動作に影響を与える可能性があります。医師や医療用機器製造者に影響を確認してからご使用ください。
    すべての機能は日常的な運動管理であるウェルネス、フィットネス目的の製品であり、医療機器ではありません。病気などの診断、予防、治療の目的にはご使用いただけません。

シンプルで使いやすいデザイン

スマートウォッチ ARW-P22

身につけるモノなので、デザインも重要ですよね。ってことで、シンプルで使いやすいiPhoneライクなカラーがおしゃれな外観をチェックしていきます。

カラバリにはブラック・ベージュ・ピンク・グレイの4色があります。iPhoneのカラバリに似ている?ような。iPhoneユーザにとっては、自分が使用している端末のカラーに合わせやすい点はメリットでしょう。

スマートウォッチ ARW-P22

本体サイズは、43mm×35mm×10mm。

僕が使っている写真左のApple Watch 8のサイズは45mmモデルが45×38×10.7mm。41mmモデルだと41×35×10.7mm。

スマートウォッチ ARW-P22

なので、サイズ的にはちょうど中間くらいでより薄い感じです。重量も32gしかないのでかなり軽量ですね。薄くて軽いスマートウォッチといったところでしょう。

スマートウォッチ ARW-P22

ディスプレイサイズは、1.69インチ(240×280)。Apple Watchよりも少し小さい画面領域です。とはいえ、ディスプレイを操作したり見たりするには十分な大きさですね。

スマートウォッチ ARW-P22

Apple Watchユーザである僕から言わせてもらうと、アプリの表示スタイルだったり並びだったり、スワイプ操作だったりがApple Watchにとっても似ています。笑

だからこそ直感的に使いやすいってのもあるのかなと、良い意味で。

スマートウォッチ ARW-P22

本体の素材はABSとポリカーボネートを採用。やはりApple Watchに比べると高級感では劣ります。格安スマートウォッチなので仕方なし。。。

スマートウォッチ ARW-P22

シリコンベルトのバックルは尾錠タイプ。穴も多めなので、手首の大きさに合わせて微調整できますよ。

スマートウォッチ ARW-P22

iPhoneやAndroidスマホとBluetoothで接続して、専用の「Da Fit」アプリをスマホ側へインストールして使います。

メーカー公称によると、スマホと接続していない状態なら、最大待機時間は約4日間だそう。

スマートウォッチ ARW-P22
スマートウォッチ ARW-P22

うれしいのが、本体を充電するための専用コネクタケーブルが2本付いていること。自宅と職場など2ヶ所に置いておけば、電池残量が少なくなってきた場合にも安心ですよ。

スマートウォッチ ARW-P22

さらに、ディスプレイ保護フィルムも2枚付属しています。格安スマートウォッチなのに、結構至れり尽くせりだなって思います。

スマートウォッチ ARW-P22

ただし、Apple Watchではベルトやケース、充電スタンドといった周辺アクセサリーが充実していますが、「ARW-P22」にはまだまだありません。

スマートウォッチ ARW-P22

ファッションの一部としてベルトを付け替えたりして楽しみたいっていうニーズには・・まだまだですね。今後に期待。

「ARW-P22」でできること、できないこと。基本機能をチェック

スマートウォッチ ARW-P22
メーカー提供画像

格安スマートウォッチ「ARW-P22」でできることやできないことなど、Apple Watchを基準にしながら基本性能をチェックしていきます。

スマートウォッチ ARW-P22
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まず、ディスプレイの文字盤変更です。スマートウォッチの顔ともいえる文字盤は、個性を出しやすくて好みにカスタマイズしたい人は多いでしょう。

スマートウォッチ ARW-P22
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アプリ側からさまざまなダイヤル画面が用意されていています。好きな画面に変更することもできますし、好きな写真を待ち受け画面にすることもできます。

しかし、画面の豊富さで言えば、Apple Watchにはかないません。ラグジュアリー腕時計のような文字盤からスポーツ・アニメ・ヘルスケア表示などありとあらゆる文字盤が用意されているApple Watchは、カスタマイズ性という部分では他の追随を許さないほど豊富なラインナップが選べますからね。

スマートウォッチ ARW-P22
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続いて、通知機能。

接続しているスマホに届く通知をスマートウォッチにも通知してくれて、わざわざスマホを手にする必要がない便利な機能です。

メーカーによると対応しているアプリとしては、電話・メッセージ・Facebook・Twitter・WhatsApp・Wechat・Instgram・Skype・KakaoTalk・Lineなどがあげられています。

個人的によく使うLineやFacebookあたりに対応しているのは便利なポイントです。

スマートウォッチ ARW-P22
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次に、音楽操作。

スマホからイヤホンへ流している音楽をスマートウォッチ側からピピッと操作することができます。

スマホやイヤホンを触ることなく、スマートウォッチの画面で再生や一時停止、曲送り・曲戻しなどがコントロールできるので便利です。

スマートウォッチ ARW-P22
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続いて天気予報。

スマートウォッチ本体にGPSなどの位置情報を取得する機能がありませんが、スマホのアプリに連携しているので、アプリがネット経由で情報をアップデートしてくれます。

最新の天気や気温などの基本情報をスマートウォッチから確認することができますよ。

スマートウォッチ ARW-P22
スマートウォッチ ARW-P22
メーカー提供画像
スマートウォッチ ARW-P22
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どんどん続きます、運動管理や心拍測定・血液酸素測定などヘルスケア系をみていきます。

スマートウォッチ ARW-P22

歩数のカウント、スポーツモードによる運動データの記録、現在の心拍や血中酸素を測定してくれます。

しかもアプリに連携せず、スマートウォッチ単体で利用できる機能も多いです。なので、ランニングにでかけるときにスマホを持たなくても良いし、ジムでもスマホから離れた場所で使い続けられるのも便利ですね。

スマートウォッチ ARW-P22
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そして、睡眠管理系。

「Da Fit」アプリから深い眠り・浅い眠り・レム睡眠などを計測した結果が確認でき、睡眠の質スコアが表示され、過去の睡眠データもチェックできます。

最近眠れてるかなぁ~っていう気づきになって、セルフチェックとして活用できますね。

スマートウォッチ ARW-P22

他にもスマホのリモートシャッターとして使える機能もあったり、ストップウォッチ・タイマー・画面ライト・飲水リマインドなど多数の機能を搭載しています。

スマートウォッチ ARW-P22

良い点ばっかり伝えてもしかたないので、反対にデメリットというか、Apple Watchではできるのに、「ARW-P22」ではできない点にも触れておきます。

特に大きな点は、Appleウォレットでの電子決済ですね。

改札やコンビニでSuica・iD・QUICPay・LINE Payを利用している場合、スマホを取り出すことなく、Apple Watchのサイドボタンをダブルクリックして決済する方法は非常に便利です。僕もかなりお世話になっています。

スマホ出せばいーじゃん、って人なら良いと思いますが、一度決済の快適性を味わってしまった僕としては・・もうウォレット機能が使えないのは考えものですね、正直。

スマートウォッチ ARW-P22

その他、Apple Watch 8やUltraで新搭載された皮膚温センサーや衝突事故検出などもありません。ニーズがある人にとっては、残念でしょう。

スマートウォッチ ARW-P22

ということで、Apple Watchと比べて劣っている機能やデザイン・周辺アクセサリーをふまえた上で、妥協できるってことなら価格がグッと安くゲットできる格安スマートウォッチ「ARW-P22」を選んでみて良いのではないかと思います。

ライターから一言

はじめてスマートウォッチの購入を検討しているけど、Apple Watchは高価過ぎる…。という人におすすめしたいですね。決済はできませんが、通知確認・天気情報・音楽操作・睡眠管理・健康管理などの基本性能は整っているので、十分活用できるスマートウォッチだと思いますよ。何よりこの機能や性能で6千円台ってのが魅力的すぎる~。