iPhone14が発売され、早いものでもう3ヶ月。筆者の職場にもゲットした人が多数いて、筐体の美しいデザインに全員が惚れ惚れしています。
しかし、みんなが口をそろえて言うことがあります。それは「傷付くのが恐いからケースを付けるけど、せっかくの外観が台無し・・」って。
いや、そりゃそーでしょ!!
傷つくのが嫌だからケースを付けるのは仕方ないし、ケースを付けたらiPhoneのスマートなフォルムが犠牲になるのは当然。
何を馬鹿なことを・・ってツッコみそうになったその時、同僚の男性がおもむろにiPhone 14 Proを取り出し、こう言いました。
「私は、iPhoneのデザインと保護を両立させてますよ。」って。
いやいや、ケースも何も付けてないじゃん!って一瞬思いましたが、よぉ~く見ると・・側面にiPhoneケースのエッジがチラッと見え隠れ。
そうなんです、実は彼、フルカバータイプのガラスケースでお馴染みモノリスの最新作「Monolith Magnetica Pro(モノリスマグネティカプロ) for iPhone 14 Pro・iPhone 14 Pro Max」「Monolith Magnetica(モノリスマグネティカ) for iPhone 14・iPhone 14 Plus」を付けていたんです。
縁あって一足先に手に入れたそう。さっそく筆者も試してみましたが、一言・・素晴らしい。
iPhoneディスプレイにも採用されるコーニング社のゴリラガラス、側面のアルミ、さらに今作から磁力を利用するMagSafe充電にも対応したということで文句なし!
高級部類に入るプレミアムな魅力を余すことなくレビューしていきます。
今回紹介する商品はこちら
製品仕様はこちら。
- 製品名:Monolith Magnetica Pro(モノリスマグネティカプロ) for iPhone 14 Pro、iPhone 14 Pro Max Monolith Magnetica(モノリスマグネティカ) for iPhone 14、iPhone 14 Plus
- ブランド:Monolith(モノリス)
- メーカー:株式会社カスタム(東京都港区南青山)
- 形状:フルカバーiPhoneケース
- フレーム材質:アルミニウム合金
- ガラス材質:ゴリラガラス(ディスプレイ側)、Proモデル(背面側)→ゴリラガラス、標準モデル(背面側)→AGCガラス(背面側)
- カメラレンズカバー材質:強化ガラス、クリアポリカーボネート
- Lightningポート:開閉型カバー
- Qiワイヤレス充電:可
- MagSafe充電:可
- Apple Pay:可
- 電波強度低下加工:済み(シグナルポート)
- カラバリ Proモデル(14Pro/14ProMax):ブラック・シルバー・ゴールド・ディープパープル
- カラバリ 標準モデル(14/14Plus):ブラック・シルバー・レッド・ブルー・パープル
- JANコード:4589740701607、4589740701614、4589740701621、4589740701638、4589740701645、4589740701652、4589740701669、4589740701676、4589740701683、4589740701690、4589740701706、4589740701713、4589740701720、4589740701737、4589740701744、4589740701751、4589740701768、4589740701775
iPhone 14 Proに装着してみた。【付け方を解説】
今回はiPhone 14 Proに「Monolith Magnetica Pro」を装着してみます。
パーツは、画面保護ゴリラガラスフィルム、上下で挟み込むように取り付ける画面側のアルミフレーム1つと背面側のガラス一体型アルミフレーム1つ、小さなLightningポートカバー、マグセーフ用磁石、最後にリアカメラ用のガラスカバーです。
アルミフレームの内側に緩衝材シールが貼り付けてあり、iPhoneとアルミが擦れて傷つくことを防いでくれます。また、そして外部からのダメージを緩和するために有効ですね。
背面ガラスフレームの内側をきれいに拭いてホコリなどを除去した後、マグセーフ用磁石を貼り付けます。
続いて、iPhone画面はもちろん、筐体全体の汚れをクリーナーでしっかり拭き取り、きれいな状態にしてホコリの侵入をしないよう静かにアルミフレームを上下からサンドイッチしてゆっくりと装着していきます。
Lightningポートカバーをかませながら、上下でサンドイッチするようにアルミフレームを取り付け、アルミフレームの上からゴリラガラス製の画面保護ガラスフィルムを貼ります。
最後にカメラレンズカバーを貼り付けて完成。
これで360度どこからも隙なくフルカバーするiPhoneケースの装着が完了です。
Lightningポートにホコリが溜まることを防ぐカバーがあることで、見た目にもフラットになります。
開閉式なので、ケーブル接続したいときには簡単に開閉できますのでご安心を。
ボタンの操作感も良好。押した後のボタンの跳ね返りを指先に感じることができます。
カチカチっと指先の感覚と音で心地は指先にクリックした感覚をしっかり体感。
ちなみに、アルミニウムは材質の特性上、電波干渉が発生してしまうもの。
しかし、「Monolith Magnetica」では電波を通す穴が各所に設けられ、電波受信しにくいデメリットを解消しています。
しばらく使っていますが、ネットが遅いと感じることはまったくありませんでしたね。
iPhoneがくっきり見える。透明感のあるガラスケース
iPhoneの画面側と背面側に採用されているガラスは、非常に透明度が高いのが特徴。
iPhoneのボディは、澄んだガラスを1枚挟むことでより一層凄みが引き立つ外観にドレスアップ。
アップルのアイコニックなリンゴマークやiPhoneのカラーも明瞭に目で見て楽しめます。
画面側のゴリラガラスは、視認性を損なわない透明感を実現しています。
さすが、iPhoneに採用されるコーニング社製の同じゴリラガラスを使っているだけあり、まるでiPhone本体と一体化するように溶け込んでいます。
斜めから見てもしっかりディスプレイの文字が視認でき、画面に映る色合いも変化しません。
YouTubeやアマプラ・ネトフリなどの動画コンテンツを視聴する際にも一切のストレスなく楽しめます。
側面のアルミニウムはマットな加工が施され、気品あふれる美しいフォルムを演出しています。
iPhone14シリーズのスクエアエッジを踏襲(とうしゅう)するように、角張ったディテールの再現度も高め。
多少の厚みは感じますが、iPhone本体を持っている感覚に似ているのもポイント高め。
カラーバリエーションには、14Proと14ProMaxに対応する「Monolith Magnetica Pro」がブラック・シルバー・ゴールド・ディープパープルの4色展開。
14と14Plusに対応する「Monolith Magnetica」がブラック・シルバー・レッド・ブルー・パープルの5色展開。
いずれもiPhone本体カラーとの相性が良く、親和性の高い色合いだと言えます。
隙なし。ガラスとアルミで360度フルカバー
物理的に360度フルカバーしているiPhoneケースなので、当然どの方向からの接触に対しても傷がつくことはまずありません。
でも落としてしまったら…どう?
ということで、実際に落としてみます。
その前にiPhoneケースとしての保護力についてチェックしておきましょう。
アルミニウムの強度について。高強度で歪みにくい強靭さをもったアルミなのでちょっとやそっとのダメージにはびくともしません。
インナーには緩衝材が仕込まれているので、ショックを和らげる効果も見込めます。
画面側のガラスフィルムは、何度も言いますがゴリラガラス。高耐久かつ傷の付きにくい最高レベルの表面硬度を兼ね備えています。画面に加わる衝撃の身代わりとなってくれます。
背面側の強化ガラスについては、今回装着している14Proと14ProMax用の「Monolith Magnetica Pro」はゴリラガラス製。14と14Plus用の「Monolith Magnetica」はAGC製です。
やはりProモデルの方がより高価なガラスを採用している訳ですね。
極めつけは高くそびえ立つ背面カメラレンズを守るガラスカバー。iPhone14Proは人一倍レンズが飛び出している関係上、傷つかないか心配ですよね・・。
カバーで保護している安心感は絶大でしょう。
それではさっそく落下テスト。
ちょっと怖かったので高さ30cmの位置から落としてみました。
若干アルミフレームは強力なマグネットのおかげで分離どころか、ズレもなし。
もちろん内部のiPhone14Proは無傷。かなり安心できる丈夫な設計であると言えます。
ただ、アスファルトに落としたりすると画面保護ガラスフィルムにヒビが入ったり割れてします危険性があるので(どんなiPhoneケースでも一緒ですが・・)、くれぐれも落下しないよう注意して扱いましょうね。
滑らかなガラス。画面くっきり。
さすがはiPhoneにも使われるコーニング社のゴリラガラス。
指の滑らかな操作性は一級品。つっかえることもなく、指の腹がスルッと滑るようなスワイプ操作やフリック操作を実現しています。
ストレスのないタッチ感度。レスポンス良くタップに反応してくれるスピード感も申し分ありません。
それに画面がホント澄んでいて、iPhoneのディスプレイそのままのような感覚で視認性もばっちり。
ディスプレイに映る色彩や斜めから見たときの文字のくっきり具合も、何も付けてない裸の状態と変わりませんね。
ガラスフィルムを貼り付けていることを忘れるような操作性と視認性には大満足です。
フルカバーなのに、MagSafe充電も。
モノリスは今までMagSafe充電には対応していませんでした。というのもガラスが背面に配置されているので、仕方のないことだったのです。
が、しかし・・その弱点を克服してきたのが今作の「Monolith Magnetica」。
マグセーフリングが付いています。ガラスの厚みだけ磁力が弱まり、マグネット系アクセサリーが使えなかった今までのモデルとは違い、バチッと強力な磁力でくっつきます。
MagSafe充電器はもちろん、マグネット搭載スタンドやマグネット着脱式カーマウントなど、あらゆるマグネットiPhoneグッズを使えるようになりました。
活用の幅が広がり、iPhone14Pro本来の機能を損なうことなくフル活用できますよ。
動画レビューはこちら
ライターから一言
最強の「ガラス×アルミフレーム」によるフルカバーのあわせ技一本。高品質な材質にこだわったiPhoneケースだからこそ、それだけ高価ではありますが、デザイン性の高さや質感の高さ、そして実用的な使い勝手に納得ですね。