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びっくりするほど軽いドライカーボンを採用したキャンプ用のテーブル「CARBON MONOPOLE CAMP TABLE(カーボンモノポールキャンプテーブル)」とランタンハンガー「CARBON MONOPOLE LANTERN HANGAR(カーボンモノポールランタンハンガー)」が発売されました。
手掛けるのはスマホアクセサリーメーカーとして有名なディーフ株式会社(東京都港区)。同社が得意とするカーボン加工技術と金属加工技術をキャンプ用品に使用したユニークなアイテムです。
同じ強度の鉄とくらべて重要が1/4以下というカーボンファイバーの特性を活かしてポール素材に採用。
高い振動吸収特性によってひねりやねじりに強く、アウトドアでも抜群なタフさが魅力です。
金属とカーボンの組み合わせによる外観のかっこいいデザイン、そして携帯しやすくコンパクトかつ軽量なキャンプ用品に仕上がっています。
実際にキャンプで使ってみた様子をふまえてレビューしていきます。
キャンプテーブルの製品仕様はこちら。
- 製品名:CARBON MONOPOLE CAMP TABLE(カーボンモノポールキャンプテーブル)
- JAN:4589473748764
- 型番:CP-MPCT01
- ブランド:Deff
- サイズ(約):185mm×185mm×厚み2.3mm(トッププレート)、185mm×直径9.2mmねじ部含まず(カーボンマルチポール)、220mm×220mm(専用ナイロンケース)
- 重量(約):145g(トッププレート)、20g・33gスパイク付き(カーボンマルチポール)、170g(専用ナイロンケース)
- トッププレート素材:東レ製ドライカーボン・芯材グラスファイバー・マウント材SUS304ステンレス鋼 1/4インチねじ
- カーボンマルチポール素材:東レ製ドライカーボン・マウント材SUS304 ステンレス鋼 1/4 雄ねじ 雌ねじ
- 専用ナイロンケース素材:1680D強化ナイロン・防水コーティングナイロン
- 耐荷重量(約):1.0kg ※同梱のカーボンマルチポール使用時
- 耐熱温度:-60~160度
- 付属品:叩き込み用シャフト保護キャップ
ランタンハンガーの製品仕様はこちら。
- 製品名:CARBON MONOPOLE LANTERN HANGAR(カーボンモノポールランタンハンガー)
- JAN:4589473748771
- 型番:CP-MPLH01
- ブランド:Deff
- サイズ(約):幅210mm×高32mm×幅28mm(ランタンハンガー)、185mm×直径9.2mmねじ部含まず(カーボンマルチポール)、220mm×130mm(専用ナイロンケース)
- 重量(約):50g(ランタンハンガー)、20g・33gスパイク付き(カーボンマルチポール)、120g(専用ナイロンケース)
- ランタンハンガー素材:A6061アルミニウム合金・アルマイト(溶酸化)処理
- カーボンマルチポール素材:東レ製ドライカーボン・マウント材SUS304 ステンレス鋼 1/4 雄ねじ 雌ねじ
- 専用ナイロンケース素材:1680D強化ナイロン・防水コーティングナイロン
- 耐荷重量(約):1.0kg ※同梱のカーボンマルチポール使用時
- 付属品:叩き込み用シャフト保護キャップ
工具不要。簡単な組み立て&設置
ドライカーボン製の超極軽パイプをくるくるネジとめして連結していく簡単な組み立て方法。
1本1本は直径1センチにも満たない細いポールなので、見た目では頼りなさそうにも見えますが、組み立ててみると結構頑丈。
東レ製のドライカーボンにジョイント部分のマウント素材がSUS304ステンレスで作られています。
SUS304ステンレスは、耐久性・耐水性・耐摩耗性に優れる素材なのでアウトドアシーンにぴったり。
ポールをすべて連結した状態がこちら。ポール1本ずつの長さは約18.5センチほど。
埋め込む際には付属の「叩き込み用シャフト保護キャップ」を使ってハンマーや石でカンカン打っていきます。
ポールの1本分くらいの長さまで地中に埋め込み設置します。なるべく垂直になるよう打ち込むようにするのがおすすめ。
あと、先端は完全に尖っているわけではないので、ペグで穴をあけてから差し込む方が良いと思いますね。
土壌が緩い土地でも1本分くらい埋めてしまえば、安定感が十分確保できますよ。
最後にテーブルもしくはランタンハンガーを取り付けて完成です。
テーブルは約145gあり、屈強な作りをしています。そのため、設置した際に少しゆらゆらしてしまうかもしれません。
ただテーブルとしての役割は満足できるくらい果たしてくれます。
ランタンハンガーも同様に多少の風が吹いても問題なし。びくともしないと言うよりも、ポールがある程度しなって風圧を逃しているような感じがします。
持ち運ぶ際には、テーブルもランタンハンガーもそれぞれ専用ポーチが付いています。
このポーチ、付属品にはもったいないくらいクオリティの高いポーチでした。笑
1680Dの丈夫なナイロン生地が使われていて、裏地は防水加工が施されています。
収納スペースにはテーブルやランタンハンガーが無駄なくスッキリ収められるようになっています。
そして区切られたスペースにすべてのポールを分けてコンパクトに収納可能。ポールとテーブルやハンガーがポーチ内で接触してガチャガチャすることもありません。
分けて収納できるおかげで傷の心配も減りますね。
さらに、ポーチ背面にはデイジーチェーンがあり、紐やロープ・カラビナなどを通して固定しておけます。
出かけるときにリュックに外付けできるので収納を圧迫しないのもメリット。アウトドアユーザのことを良く考えられた専用ポーチだと思いました。
スリットがおしゃれなミニテーブル
テント前や好みの場所を見つけ、お酒やコーヒーを片手にチェアリングを楽しみたい。そんなチルい時間を過ごすのも、アウトドアの醍醐味ですよね。
そこで必要になってくるのがテーブル。
ミニテーブルがチェアのそばにあると便利ですもんね。
スマホ、タブレット、飲み物、お菓子、おつまみ等々、小物を置いておくスペースとして手を伸ばして届くのが楽。
この「CARBON MONOPOLE CAMP TABLE(カーボンモノポールキャンプテーブル)」は、テーブルの広さは、18.5センチ×18.5センチあり、正方形です。
ソロキャンには十分だし、自分用のチェアサイドのテーブルとしてはちょうどよいサイズ感かな。
天板にスリットの入った独特のデザイン。
金属のかっこよさを引き出すように、冷たい質感と無垢なメタル感が絶妙に映える雰囲気をだしています。
ものを置いたときにスリットが滑り止めになるので、多少の風に吹かれても滑り落ちません。
ただし、垂直にポールをさしていないとテーブルが水平にならないので、卓上のモノが落っこちてしまいます。故に、最初のポール挿し込みは慎重に・・。
さらに1箇所のコーナーには穴が空いていて、こちらには米国Goal Zero社の人気LEDランタンLighthouse Microシリーズが収まるように設計されています。
ほかにも工夫次第で、吊り下げられるシェラカップや調理器具、はたまたゴミ袋を引っ掛けたりなど、便利に活用できました。
ポールの接続本数によってちょうど良い高さにテーブルを持ってくることができるので、椅子に座ったままサイドテーブルのように使えます。
手を伸ばして届く範囲にテーブルがあることで、良質なチルタイムをサポートしてくれるでしょう。
軽量かつ高耐久なランタンハンガー
アルミニウムを削り出して作れれたランタンハンガー。
メーカーが得意とするアルミの切削加工によって一体成形されているおかげで、耐久性の高さを実現しています。
素材自体もアルミニウム合金A6061材が使われ、軽量かつ強靭。鈍器のような屈強さをもっているので、屋外でもタフに活躍してくれます。
小型のLEDランタンを設置してキャンプを楽しみました。
何ら不安なく安定しています。
ポールを多数連結することでかなり高さも出せます。テント周辺を大きく照らすのに役立ちますよ。
逆に読書をしながらチェアリングしたい場合、夕方になると灯りが欲しくなるところ。
そこで、ポールの連結を少なめにして、ランタンの位置を低くすることで手元を照らすのに便利。
夕方~夜間にかけてのチルな一時をサポートしてくれました。
テーブルとランタンハンガーの合せ技
テーブルとランタンハンガーは、連結した一つのポールで同時に接続することも可能です。
上部にランタン、下部にテーブルといった具合に合わせて使うことで、スペースをとらずに活用できるんです。
大自然に包まれ、自由気ままにリラックスした時間を過ごせました。
ポールねじ部分の規格にはは1/4インチが使われています。
そのため、カメラ三脚として高さを出したいときにも、カメラと三脚の間にポールを接続する使い方ができます。
メーカー公称によるとポールの耐荷重は約1kgだそうなので、コンデジなら問題ないでしょう。アイデア次第で他にも使い方が見いだせそうですね。
ライターから一言
軽くて上部なことで実用性の高いキャンプテーブルとランタンハンガーでした。カーボンと金属が織りなすかっこいいデザインも気に入りました。映えるキャンプには外観も欠かせませんからね。