
今やいろんなタイプのワイヤレスイヤホンが登場しており、リモート会議、ゲーム、ジョギングなど用途に応じてイヤホンの種類をを変えている方も多いのではないでしょうか。
今回ご紹介するのは、耳を塞がないことが特徴のオープンイヤー型のワイヤレスイヤホン。外音をしっかり聞きつつ、音楽も楽しみたい人や、ながら聴きにもぴったりのイヤホンです。
骨伝導イヤホンもありますが、耳元の振動が苦手な方も多く、耳を塞がないオープンイヤー型はここ最近では注目されているイヤホンといっても過言ではないでしょう。
既に各メーカーからいろいろな製品が発売されていますが、Ankerからも遂にSoundCoreの新モデルとして新登場しました。14㎜のドライバーを搭載した日常使い向きの「AeroFit」 と16.2㎜の大口径ドライバーを搭載し迫力のあるSoundを実現した「AeroFit Pro」の2機種。
どちらも先日開催された、アンカーの新製品発表会「Anker Power Conference 2023 Fall」でも話題になっていたので、個人的に楽しみにしていました。
今回は「AeroFit Pro (エアロフィットプロ)」を使用してみたので早速レビューしていきます。
こんな人におすすめ
- 音楽を聴きながら屋外を歩いても安全な、周りの音が聞こえるイヤホンを探している方
- Shokzよりも価格抑えめで、コスパの良いオープンイヤー型イヤホンを探している方
- 音漏れが小さく、外音に負けない迫力のあるサウンドを楽しめるオープンイヤー型イヤホンを探している方
Anker Soundcore AeroFitとSoundcore AeroFit Proの違い・比較表
- オープンイヤー型イヤホンを探している方で、
特に重低音の音質も重視したい方、運動中にも使用したい方は、「Anker Soundcore AeroFit Pro」がおすすめ! - それ以外の方なら、高品質で価格抑えめ、コスパの良いオープンイヤー型イヤホン「Anker Soundcore AeroFit」がおすすめ!
Soundcore AeroFit Pro |
Soundcore AeroFit |
|
---|---|---|
価格 | ¥22,990 (税込) | ¥16,990 (税込) |
カラーバリエーション | ミッドナイトブラック ソフトホワイト ミントブルー(2024年予定) ディープパープル(2024年予定) |
ブラック ホワイト グレイッシュブルー(2024年予定) ピンク(2024年予定) |
着脱式ネックバンド |
○ (スポーツ・激しい運動中の使用にも便利) |
- |
3Dオーディオ | ○ ヘッドトラッキングモード搭載 |
○ |
防水性能 | IPX5 |
IPX7 (常温真水静水中深さ1mに30分間沈めても動作に問題が出ないレベル) |
音質 | 深い重低音 (16.2mmの大口径ドライバー) |
歪みの少ないクリアな音質 (14mmドライバー) |
最大再生可能時間 | イヤホン本体:14時間 / ケース:46時間 | イヤホン本体:11時間 / ケース:42時間 |
充電時間 | 約10分で最大5.5時間再生可能 | 約10分で最大4時間再生可能 |
Bluetooth通信規格 | 5.3 | 5.3 |
イヤホン本体のコントロール | ボタンコントロール | タッチコントロール |
マルチポイント接続 | ○ | ○ |
イヤホン重量 | 片耳約12.2g | 片耳約8.5g |
Anker Soundcore AeroFit Proのレビュー詳細
ワイヤレスイヤホンとしての第一印象

パッケージを開けると基本操作や装着方法の説明書があり、ユーザーへの配慮を感じます。初めて使用される方も安心ですね。

ケースのサイズ感はイヤーフック部分も収納されているため少し大きめ。ただしこのタイプのイヤホンとしては普通くらいのサイズ感です。

中央下のボタンを押すことで簡単に開閉できます。収納部分は本体を取りやすい形状となっており、またマグネットで吸着する設計になっているため、収納する際も適切な場所へスッと入ります。

充電差込みはUSB-C。ワイヤレス充電には残念ながら対応してないです。

本体サイズは一般的なサイズ感。操作ボタンは物理ボタンのため、耳に装着したままでの操作も簡単です。

AeroFitと比較すると本体サイズは若干大きめ。

デザインはSoundCoreのロゴが配置され、更に薄っすら影のようなロゴが配置されていてかっこいいです。

全体的にスタイリッシュな印象で見た目へのこだわりも感じますね。

SoundCore専用アプリでボタンコントロールやサウンドエフェクトの設定も可能。個人的には3Dオーディオでの映画鑑賞は良かったです。

再生時間は最大14時間、ケース併用で46時間とこのタイプのイヤホンとしてはかなり長いので長時間利用の際には重宝します。
優しいフィット感で快適な付け心地

装着感は自然と耳にフィットする印象。私はメガネもかけていますが、特に問題なく装着可能でした。

重さは片耳12.2gのため重いかと思いましたが程よいフィット感のおかげなのか、まったく違和感は感じませんでした。(メガネの形状含め個人差はありそうです。)

AeroFit Proには付属で着脱式のバンドがついてきます。

バンドは本体後ろの先に装着できるようになっています。右左それぞれ色のついた印があるため、同じ色で印同士を合わせる形で装着します。

バンドは簡単に長さを調整できるため、装着後の調整も簡単にできます。本体そのままでも落ちる心配はあまり感じませんでしたが、バンドを付けると安定感は増すためウォーキングやジョギングの際には非常に良いと感じました。
重低音を感じる迫力のあるサウンド

普段聞いている楽曲を屋内や屋外、またジョギングやウォーキングなどいろいろなパターンで視聴してみました。耳を塞がないオープンイヤー型のため、音は軽くなりがちですが外音に負けない迫力のある音に驚きました。
また、音の遮音性が高いのか、オープン型のイヤホンのデメリットの音漏れはかなり小さいと感じたのも◎

重低音に関しても低音だけを強調した音ではなく、全体的なバランスが良く臨場感を感じられる印象です。

YouTubeなどの動画視聴時も音遅延などはなく快適。

マイクの音質も良く、リモート会議などでも問題なく使用することができました。
Anker Soundcore AeroFit Proの製品仕様・スペック
- 商品名:AeroFit Pro
- 型番:A3871N11、A3871N21
- UPC/JAN:4571411214141、4571411214158
- カラー:ミッドナイトブラック、ソフトホワイト
- 形状:フック型+着脱式バンド
- サイズ(充電ケース):約8.0×6.5×2.4㎝
- 重さ(イヤホン片耳/充電ケース):約12.2g/約88.7g
- ドライバー:16.2㎜ダイナミック
- 3Dオーディオ:〇(ヘッドトラッキング機能付き)
- 再生可能時間(イヤホン本体/充電ケース):最大14時間/46時間
- 短時間充電(充電時間/再生可能時間):約10分/最大5.5時間
- 対応コーデック:SBC/AAC
- 通話時ノイズキャンセリング:〇
- マルチポイント接続対応:〇
- 防水規格:IPX5
- 通信規格:Bluetooth5.3
- 操作方法:ボタンコントロール
ライターから一言&ご購入はこちら
耳を塞がないオープンイヤー型でありながら、長時間利用に最適で重低音を感じる迫力のあるサウンドを体感できるイヤホンでした。
こんな人におすすめ
- 音楽を聴きながら屋外を歩いても安全な、周りの音が聞こえるイヤホンを探している方
- Shokzよりも価格抑えめで、コスパの良いオープンイヤー型イヤホンを探している方
- 音漏れが小さく、外音に負けない迫力のあるサウンドを楽しめるオープンイヤー型イヤホンを探している方