ドライブレコーダーは近年増加する交通事故や車をめぐる様々なトラブルが起きた時に決定的な瞬間を記録し、客観証拠としてドライバーの心強いカー用品の一つです。
多くのメーカーから続々と登場するドラレコの選び方や取り付け方・録画方法まで幅広くポイントを解説しつつ、今人気のおすすめ最強ドライブレコーダーを紹介していきます。
近頃ニュースでは多くの交通事故や危険なあおり運転、当て逃げや駐車中の車上荒らしといった報道を耳にします。
そこで役立つのがドライブレコーダーなのです。カメラ性能や機能、価格、撮影した動画の管理方法までドラレコによって使い方は様々。
素人から見ると種類が多すぎてどのモデルを選べばよいか分かりづらいのが正直なところではないでしょうか。
そんなドラレコ選びに迷っている人に向けて、分かりやすく解説していきます。
ドライブレコーダー(ドラレコ)とは
主として、自動車事故の瞬間を映像として記録することを目的として、車内のフロントガラスやダッシュボードに取り付けられる小型の車載用映像記録装置、つまり車載カメラがドライブレコーダーです。
通称は「ドラレコ」と呼ばれ、近年の交通事故が多く報道される中、急速に普及が広がっています。
ドライブレコーダーのメリット
万一の事故・犯罪・迷惑行為の瞬間を記録
集団登校中の小学生の列に車が突っ込んだり、有名人のひき逃げ、高速道路での悪質な煽り運転などなど近年ではマスコミで報道される車関係の交通事故・事件でドライブレコーダーで記録された映像がニュースで流れる場面をよく目にします。
ドライブレコーダーで撮影された動画は客観的事実を残すことが出来るので、トラブルがあった時の証拠になります。
その為、ドライバーにとっては安心して車の運転をすることができるメリットがあると言えるでしょう。
犯罪・迷惑行為の抑止効果
急速に普及が進むドライブレコーダーですが、それと同じように『ドライブレコーダー搭載車』『ドライブレコーダー録画中』『DriveRecorder REC』といったステッカーを貼っている車もよく見かけるようになりました。
ドライブレコーダーを搭載している車にステッカーを貼る決まりはありませんが、なぜドライバーのみなさんは貼っているのか。
それは、周りの車に対してあおり運転などの迷惑行為や車上荒らし・当て逃げなどの犯罪に対する抑止効果を期待しているからなのです。
実際に車を運転している時、『ドライブレコーダー録画中』等のステッカーを貼っている車を見つけると、ドキッとしちゃうなんて経験をした人もいることでしょう。
また、ステッカーを貼っている車の後方を走っている時に、普段より車間距離を開けようとしませんか?
そう、まさにそれが抑止力につながるという訳です。
中にはドラレコを搭載していないけど、ダミーでステッカーを貼っているドライバーもいるほどです。ステッカー自体はカー用品店などで多くの種類が販売されているので容易に手に入れることが可能です。
安全運転意識の向上
決定的瞬間を動画で記録するドライブレコーダーだからこそ、交通事故が起きた時にどちらに非があるか明確に分かります。 それは運転している私たちドライバーにとってみると、安全運転を心がけるきっかけにもなります。
また、周囲の車に対しても同じように安全運転の警鐘を鳴らすことにもつながるのではないでしょうか。
ドライブレコーダーのデメリット・注意点
ドライバーには安心して運転する為に無くてはならないドライブレコーダーですが、メリットだけではありません。ドライブレコーダーを搭載することでの注意点やデメリットもあります。
デメリットとしては、車内にカメラを設置するので、視界の妨げになり、運転に支障をきたす可能性があります。
また、車内に設置されている他の電子機器と電磁干渉する可能性もあるので注意が必要です。
そして最も注意した方が良いのが、ドライブレコーダーの機能や性能です。決定的な瞬間を映像として残すことができるドライブレコーダーだからこそ、カメラ性能や画角のスペックが低く、肝心のところが撮影できていなかったというのは本末転倒です。
安いからといった安易に選ばず、機能や性能といったスペックをしっかりと確認して失敗しないドラレコ選びをしていきましょう。
ドライブレコーダーの選び方
画質は「フルHD」
鮮明な映像を記録する時に大切なのが画質、つまり解像度です。
解像度とは、画素の密度を表しています。1インチにどのくらいの画素数があるかどうかの表記で、画素数が大きければ大きいほど映像がきれいになります。
また、画素数が大きいと、サイズの大きい画面で映像を確認する際にも綺麗な映像を見ることができます。 トラブルが起きた時、周囲の状況やナンバープレートなどを鮮明な画質であればあるほど証拠能力も上がるでしょうし、言い逃れができないですよね。
そういった意味では、フルHDと言われる画素数『200万画素』以上がおすすめです。
画角は「120°」以上
画角とは、カメラで撮影した際の実際に写せる角度のことです。角度が広ければ広いほど、広い範囲を撮影できるということです。ドライブレコーダーに関して言えば、この画角が広ければ広いほど周辺環境を記録することができます。
例えば、高速道路などの3~4車線をすべて映し出せたり、事故を装った当たり屋が横からどのように当たってきたのか等々、広い画角であればあるほど動画に収めることができるので、ドラレコ選びの大切なポイントなのです。
「LED信号機対応」のFPS値
FPS値(Frames Per Second)、つまりフレームレートとは、動画のなめらかさを決める要素であると思ってもらえれば良いでしょう。
動画というのは静止画の集合体なので、パラパラ漫画をイメージしてもらうと分かりやすいかもしれません。より多くの静止画をパラパラめくることで、なめらかな動きを表現すうことができるということです。
動画の世界では、1秒間にどのくらいのコマ(画像)があるかどうかを表す数値がFPS値(フレームレート)なのです。 ちなみに30fpsの場合、1秒間に30枚という意味です。FPS値が大きければ大きいほどコマ数が多いということになり、映像はなめらかになります。
ちなみに、現在の信号機はほとんどがLED信号機となっています。 東日本では1秒間に50回、西日本では1秒間に60回というスピードで点灯するので、ドライブレコーダーの録画にこのFPS値(フレームレート)が当たってしまうと信号が消えているように映る場合があります。
故に、自分がいつも運転しているエリアの信号機がドライブレコーダーのFPS値にあたらないか確認することをおすすめします。
いざという時便利な「GPS」
Global Positioning System(グローバルポジショニングシステム)、通称GPSは人工衛星を利用して、電波を受信することで現在位置や時間を測定するシステムです。
GPSを搭載しているドライブレコーダーでは、映像の記録だけでなく時間や場所といった情報を特定して記録することができるのです。
GPSによって、交通事故など万が一のトラブルがあった際、より正確に当時の状況を客観的に記録することができるメリットがあります。
ただし、GPS機能を搭載したモデルはハイスペックとなり、価格も割高になってしまう傾向があります。
衝撃や動きを検知して録画する「駐車監視機能」(Gセンサー / モーションセンサー)
Gセンサー(加速度センサー)を搭載したドライブレコーダーは、車への衝撃を検知した際、その前後一定時間の映像を自動で録画してくれる機能があります。 さらに多くのは、動画が上書きされないよう自動で保護されるようになっているモデルがほとんどです。
決定的瞬間を記録したのに、いつしか消えてしまったというのでは仕方ありませんよね。そういったことも回避できる点はメリットと言えるでしょう。
ドラレコの中でもハイスペックモデルに搭載されていることが多い機能が『駐車監視機能(システム)』です。 多くの有名人も車上荒らし対策として重宝している機能で、エンジンを切っているときでも録画することができるというもの。
繁華街にお出かけしてコインパーキングに停める時って、ちょっと心配になっちゃいますよね。車上荒らしはもちろん、駐車中の愛車に当て逃げされたりイタズラされたりと…。
そんな時にこの『駐車監視機能(システム)』を搭載していれば、何らかの衝撃を感知して自動で撮影をしてくれる便利で心強い存在。防犯カメラの代わりとしても使えるという訳です。
運転中だけでなく、駐車中のトラブルにも記録を残すことができる『駐車監視機能(システム)』を搭載したモデルは、価格が高くなりますが、万が一のことを考えるとおすすめしたい機能です。
「モニター付き」のコンパクトモデルが便利
車内は制限された空間なので、ドライブレコーダーの設置場所には限りがあります。車内が狭い車ならよりサイズや設置方法を事前に確認しておく必要があります。
サイズ(寸法)は小さければ小さいほど汎用性があり良いと思いますが、設置方法は最も一般的なカメラが内蔵された『一体型』以外にも様々あります。『一体型』以外の設置方法ができる種類がいつかありますので、そちらを紹介します。
まず『セパレート型』です。ドラレコ本体とカメラが分離した『セパレート型』は、ダッシュボードとリアに分けて設置するといった汎用性があります。
次に、『ミラー型』。車に取り付けるミラー自体がドライブレコーダー&カメラと一体になっているモデルで、視界を遮られることなく設置できる利点があります。
そして最後に『セパレートミラー型』。文字通り、ミラー型のドライブレコーダーとカメラが分離(セパレート)されているので、カメラをダッシュボードやリアなど好きな場所に設置できる自由度が魅力です。
ドライブレコーダーを選ぶ際、いずれも種類にも共通するのがモニター付きを選ぶということです。
撮影された映像をすぐその場で確認できることで画角の調整が容易なので、設置位置が悪くて肝心な場所が記録できていなかったということを防ぐことができますよ。
昼夜問わず綺麗に録画できる「ダイナミックレンジ(HDR/WDR)対応」
ドライブレコーダーでの撮影は、トンネルを出た時の白とび、薄暗い屋内の駐車場での黒つぶれ、といった現象が起きてしまい鮮明に記録できないことがあります。
そういったことを抑える機能がHDR(ハイダイナミックレンジ)やWDR(ワイドダイナミックレンジ)です。 このHDRやWDRに対応しているドライブレコーダーであれば、自動で明るさ調整して明暗差を少なくすることで鮮明な映像を記録することができます。
逆光でも対向車のナンバープレートをしっかりと撮影できたり、夜間の走行でも鮮明に映像を残すことができるメリットがあるのでおすすめの機能です。
より安心な「前後撮影・2カメラ」
2019年になって人気なのが、車の前後を2つのカメラで撮影することができる2カメラ対応のドライブレコーダーです。
ニュース番組でたびたびあおり運転が取り上げられたり、警察庁からあおり運転への罰則が強化されるなど、マナーの悪いドライバーが増えています。 私たち運転者にとっては不安と恐怖を感じる煽り運転対策としても、後方カメラのニーズは高まっています。
前後2つのカメラで撮影できるモデルを搭載することで費用は割高になってしまいますが、その分より安心を手に入れることができるでしょう。
AppBank Storeイチオシのドラレコメーカー・ブランドとその理由
AppBank Storeイチ押しのドラレコメーカー・ブランドは下記です。
ナガオカトレーディング
レコードの針やオーディオ製品の製造で世界に認められるほどの技術力を有しているメーカーです。その高度な技術力を生かし、精密機器や関連アクセサリーの製造など幅広く行っています。オーディオ製品中心に展開している同メーカーのブランド「movio」からドライブレコーダーが展開されており、知る人ぞ知る人気のブランドとなっています。
Anker(アンカー・ジャパン)
高性能でありながら、コスパ抜群の製品を展開しているメーカーです。「Anker」と聞くとモバイルバッテリーをまず最初思い浮かべる人もいるかと思いますが、「Roav」というブランドからドライブレコーダーも展開しています。「Roav」のドラレコは、高機能なハイスペックモデルから手の届きやすい価格帯のモデルと幅広く展開しており、初心者の人にもおすすめのメーカーブランドとなっています。
ドラレコの取り付け方
ドラレコの取り付けは難しい、面倒と感じる人は多いと思います。 取り付け方について不明点・不安がある場合はメーカーサポートへと問い合わせることをおすすめします。
例えば、高性能でありながらコスパ抜群のドラレコを販売しているアンカージャパンは電話もしくはメールでのサポートがあり、丁寧に対応してくれます。
また、正規取り扱い店で購入すれば18カ月もの長期保証があるので、もしも故障した時も安心です。
メーカーによってサポートや保証は様々なので、選ぶ際に一緒にチェックしておきましょう。
ドラレコアプリのメリット・デメリット
ドライブレコーダーの導入を検討する中で、価格はどうしても重要なポイントですよね。性能やモデルによっては異なりますが、ドラレコは1万円前後が相場です。高解像度や広角レンズを搭載した高機能モデルだとさらに価格は上がります。
もしもの為にドラレコを導入したいけど、なるべくコストは抑えたいってのも本音。それに取り付ける際、配線の仕方やSDカードを別途用意することを考えると面倒と感じる人もいると思います。
そこで、コストをかけず簡単に導入できるスマホの「ドライブレコーダーアプリ」というものがあります。ここでは「ドライブレコーダーアプリ」のメリットとデメリットについて説明します。
「ドライブレコーダーアプリ」のメリットは、2点あります。
1つ目は、「無料」であることです。Google PlayやApp Storeで「ドラレコ アプリ 無料」等で検索すると無料でダウンロードできるアプリが数多く出てきます。ダウンロードすれば自身のスマホがドライブレコーダーになるので、コストを大幅に抑えることができます。
2つ目は、配線ケーブルを繋げる必要がない点です。 スマホの充電があればアプリをタップするだけで簡単に起動することができるので、面倒な配線作業を省くことができます。
ただ、ドラレコのように本体を取り付ける付属品などはないため、スマホをドラレコとしてセットする際はカーマウントやスタンド等を別途購入しダッシュボードに設置する必要があります。
デメリットとしては、2点あります。
1つ目は、アプリを使用するとバッテリーの消費が激しい点です。運転中は、アプリを立ち上げてさらに撮影・記録がされている状態のためバッテリーの消耗が激しく、走行している間に充電切れを起こす可能性があります。運転中に電池を消耗してしまって、車を降りてからスマホが使えないのは残念ですよね。
対策としては、カーチャージャーやモバイルバッテリーを使って運転中、電源供給をしておけば充電切れを起こす心配はなくなります。
2点目は、撮影性能です。ドライブレコーダーのカメラレンズは、「事故」や「あおり運転」の被害があった際の少しでも詳細な状況を記録するために広角仕様となっています。つまり、側道や脇道などもワイドに記録におさめることができます。
対してスマホのカメラはドラレコのような広角レンズは搭載されていない場合があるので、車線の多い高速道路や脇道からの車両が飛び出した時に撮影できない可能性があります。
以上が「ドラレコアプリ」のメリット・デメリットです。
コストを抑えることができ、スマホ1台あればドラレコのように運転中に撮影・記録することができます。その手軽さからドラレコを導入したいけど低コストで抑えたい人、すぐに用意が難しい人、普段運転をそこまでしない人に「ドラレコアプリ」は適しているかもしれませんね。
しかし、価格以外にもドラレコは解像度や画角など撮影性能が重要視されます。アプリだとスマホカメラに画質や画角が依存する点や「あおり運転」や「事故」などを想定した撮影スペックが搭載されていないため、もしもの時に映像がしっかり撮影できない場合があります。
価格面がネックになっている場合は、エントリーモデルのドライブレコーダーがおすすめです。
エントリーモデルであれば価格を抑えることができます。さらにスマホよりも撮影性能が高いので万が一のことがあっても、撮り逃しが少なくなるのは安心ですよね。
今後ドラレコの導入を考えていて、価格がネックと悩んでいる人はエントリーモデルも含めて検討してみてはいかがでしょうか。
おすすめのドライブレコーダー人気売れ筋ランキング13選
車をめぐる交通事故や事件が絶えない現在において、ニーズの高まりをみせるドライブレコーダー。 その市場規模は年々拡大しており、メーカー各社から続々と最新モデルが登場しています。
ここでは、ABSマガジン編集部がおすすめしたい人気ドライブレコーダーを紹介していきます。 愛車とドライバーを守る重要な車載グッズであるドライブレコーダー選びの参考にしてくださいね。
INOVA ドライブレコーダー コマ録(コマロク)
フルHD | ○ |
---|---|
画角 | 150° |
LED信号対応 | ○ |
GPS | × |
Gセンサー | ○ |
モーションセンサー | × |
液晶モニター | ○(1.5インチ) |
ダイナミックレンジ | × |
2カメラ | × |
スマホ連動 | × |
200万画素の高画質で運転中の動画を記録できるドライブレコーダーです。映像がぼやけることなく、前方に走る車のナンバープレートをはっきり記録に残せます。また、広角は150°で2~3車線ある高速道路でも前方を広く撮影可能で、車線変更や横からの衝突によって発生した事故を録画できて便利。運転中の撮影だけでなく、駐車中の衝撃を感知して自動的に撮影を開始する機能を搭載。車上荒らしや当て逃げ対策にもなる便利なドラレコです。
付属品を活用することで、車だけでなくバイクや自転車にも取り付けができます。さらに、自宅に置くことで防犯カメラとしても使えて幅広いシーンで利用できるのもポイントです。
ナガオカ movio MDVR206HDREAR
フルHD | ○(フロント) / △(リア HD) |
---|---|
画角 | 170°(フロント ) / 90°(リア) 対角 |
LED信号対応 | △ |
GPS | × |
Gセンサー | ○ |
モーションセンサー | × |
液晶モニター | ○(4.0インチ) |
ダイナミックレンジ | × |
2カメラ | ○ |
スマホ連動 | × |
フロント用のカメラだけでなく後方用のリアカメラが付属した株式会社ナガオカトレーディングのドライブレコーダーです。
リアカメラは、フロントカメラと比べる画質が劣る場合があります。しかし同製品は、HD画質100万画素の高画質映像の録画に対応してます。
万が一、後方からあおり運転をされても、その時の状況や相手のナンバープレートもバッチリ記録に残すことができます。
Anker Roav DashCam C2
フルHD | ○ |
---|---|
画角 | 145° |
LED信号対応 | ○ |
GPS | × |
Gセンサー | ○ |
モーションセンサー | × |
液晶モニター | ○(3.0インチ) |
ダイナミックレンジ | ○ |
2カメラ | × |
スマホ連動 | ○ |
モバイルバッテリーで有名なAnker(アンカー)のドライブレコーダーです。 昼夜問わず撮影が可能で、さらに広い画角のためドライブレコーダーとして必要な要素をしっかりと押さえています。
専用のアプリで映像データをスマホに送ることができるので、録画した映像の確認をいち早く行うことが出来るので便利です。
オウルテック OWL-DR401G
フルHD | 〇 |
---|---|
画角 | 対角141° |
LED信号対応 | 〇 |
GPS | 〇 |
Gセンサー | 〇 |
モーションセンサー | 〇 |
液晶モニター | 〇 |
ダイナミックレンジ | 〇 |
2カメラ | × |
スマホ連動 | × |
対角141°のレンズを搭載したコンパクトなドライブレコーダーです。広角レンズ搭載により広い範囲を撮影することが可能。これにより万が一、横からの追突事故や脇道・側道から自転車、人が飛び出してきてもしっかり撮影することができます。
また、スーパーキャパシタ機能を搭載しているので、事故の衝撃でドラレコの電源供給がストップしても事故直前までの映像をしっかり撮影・保存して撮り逃しを防ぐことができます。
ZUS Smart Dash Cam
フルHD | ○ |
---|---|
画角 | 対角 140° |
LED信号対応 | ○ |
GPS | × |
Gセンサー | ○ |
モーションセンサー | × |
液晶モニター | × |
ダイナミックレンジ | × |
2カメラ | × |
スマホ連動 | ○ |
円筒状のスタイリッシュな形状が特徴のドライブレコーダーです。1080pの高解像度かつ30fpsの高いフレームレートによる鮮明で滑らかな映像記録を実現。
さらに、140度の広角、高耐久設計、Gセンサー搭載、専用アプリと連動でスマホから動画の管理ができるなど、非常に高性能かつ多機能タイプとなっています。
また、ボディは効率的なエアフロー設計によって熱によるダメージで不具合が起きないように対策されているので、夏場の長距離ドライブにも安心です。
しかも、ZUSアプリは複数台接続することができるので、「Smart Dash Cam」本体を2台フロントとリアに設置することで車体の前後、2カメラ体制で記録することが可能ですよ。
Anker Roav DashCam Duo
フルHD | 〇 |
---|---|
画角 | フロント→対角150°、リア→対角110° |
LED信号対応 | × |
GPS | 〇 |
Gセンサー | × |
モーションセンサー | × |
液晶モニター | 〇 |
ダイナミックレンジ | 〇 |
2カメラ | 〇 |
スマホ連動 | × |
155°のフロント広角カメラと110°のリア広角カメラ2つのカメラを搭載したアンカー製ドライブレコーダーです。
フロントカメラは、155°の広角レンズにより高速道路など車線の多い道路全体を撮影することができます。旅行への移動で目的地まで普段通る道よりも圧倒的に広い高速道路を走行中、側道から急に車が割り込んできても記録が可能。
また、車内を同時に撮影できるリア広角カメラを搭載しているのも特長。事故発生前の車内の様子を記録するだけでなく、後方からあおり運転の被害を受けた際の対策として役立ちます。
また、本体にはGPS機能が搭載しているので、運転経路や位置、走行スピードなど記録可能。映像に加えてより詳細な記録を残せることができるのは嬉しいポイントです。
SONY製のデュアル323センサーと独自技術NightHawkテクノロジーによって、夜間でも鮮明な映像を撮影することができるので日中だけでなく夜も安心して走行ができます。
本体には、リチウムイオン電池の代わりにスーパーキャパシタを採用しているので、夏場の太陽に照らされて過熱状態になる危険性を防ぎ長時間駆動が可能にしています。
また、-20度~60度の温度で使用することができるので1年を通して安全に使用できるドライブレコーダーとなっています。
オウルテック OWL-DR802G-2C
フルHD | 〇 |
---|---|
画角 | フロント→対角135°、リア→対角130° |
LED信号対応 | 〇 |
GPS | 〇 |
Gセンサー | 〇 |
モーションセンサー | 〇 |
液晶モニター | 〇 |
ダイナミックレンジ | 〇 |
2カメラ | 〇 |
スマホ連動 | × |
フロントカメラ・リアカメラの両方を付属したドライブレコーダーです。2カメラ体制なので、前後の状況をしっかり撮影することができます。走行中、あおり運転を後ろから受けても後方カメラが決定的瞬間を撮り逃しません。
また、「OWL-DR802G-2C」は自動車競技会でミスターGTの異名を持つ脇阪寿一氏が監修しているのも特長で、車のプロが太鼓判を押したドラレコとも言えます。
また、GPS機能やLED信号機対策など便利な機能が多数搭載されているハイスペックモデルとなっております。
ナガオカ movio MDVR102HD
フルHD | ×(720P/VGA) |
---|---|
画角 | 120° |
LED信号対応 | △ |
GPS | × |
Gセンサー | ○ |
モーションセンサー | × |
液晶モニター | ○(2.4インチ) |
ダイナミックレンジ | × |
2カメラ | × |
スマホ連動 | × |
比較的価格が安く、エントリーモデルとしておすすめしたドライブレコーダーです。撮影した動画をその場ですぐに確認できる2.4インチの大画面モニターとシンプルなボタン操作で初心者でも使いやすいように設計されています。
また、搭載しているモニターでは見づらいと感じた場合は、本体のminiHDMI出力ポートを利用してテレビ・モニター等の画面に撮影データを映し出すことも可能です。
赤外線ライトによる「ナイトモード」を搭載しているため、夜間でも鮮明に録画できます。夜のドライブや旅行の帰り道のドライブデータも記録できるのは安心ですね。
そして本製品は駐車中の防犯カメラとしても活用できます。Gセンサーを搭載していて、車体への衝撃を感知すれば自動で録画が始まる駐車モード機能が備わっています。
繁華街や大型ショッピングモールに駐車している間、車上荒らしにあわないようにドラレコがしっかり監視してくれますよ。
オウルテック OWL-DR05-BK
フルHD | △(HD) |
---|---|
画角 | 120° |
LED信号対応 | ○ |
GPS | × |
Gセンサー | ○ |
モーションセンサー | ○ |
液晶モニター | ○(2.4インチ) |
ダイナミックレンジ | × |
2カメラ | × |
スマホ連動 | × |
信号機の点滅周波数とドライブレコーダーの撮影周波数が一致することで起こる「信号消滅問題」を改善したドライブレコーダー。高機能なわりにコスパも高く、シンプルな操作で初心者でも安心して使えます。
Anker Roav DashCam C1
フルHD | ○ |
---|---|
画角 | 145° |
LED信号対応 | ○ |
GPS | × |
Gセンサー | ○ |
モーションセンサー | × |
液晶モニター | ○(2.4インチ) |
ダイナミックレンジ | × |
2カメラ | × |
スマホ連動 | ○ |
夜間でも正確にナンバープレートや風景を撮影できるNightHawk™テクノロジーを搭載し、フルHD(1080p)の高精細映像を昼夜問わずいつでも録画できる高性能モデルです。
しかも、Wi-Fiを内蔵し、iPhoneへ転送した映像を専用アプリから確認することも出来る便利な機能を搭載しています。
VAVA DASH CAM VA-CD001
フルHD | ○ |
---|---|
画角 | 155° |
LED信号対応 | △ |
GPS | ○ |
Gセンサー | ○ |
モーションセンサー | × |
液晶モニター | × |
ダイナミックレンジ | ○ |
2カメラ | × |
スマホ連動 | ○ |
本体が360°可動することによって、前方だけでなく車内の様子も撮影が可能。家族や友達とのドライブで思い出作りにも使えるドライブレコーダーです。
専用のリモコンで静止画の撮影も可能なのでドライブ中に綺麗な風景を写真に収めることも出来ます。
さらに、専用アプリで映像や写真のデータをスマホにすぐ送ることが出来、映像の確認やSNSなどへの投稿まで幅広く活用できます。
オウルテック OWL-DR01-BK
フルHD | ○ |
---|---|
画角 | 140° |
LED信号対応 | △ |
GPS | ○ |
Gセンサー | ○ |
モーションセンサー | ○ |
液晶モニター | ○(2.7インチ) |
ダイナミックレンジ | ○ |
2カメラ | × |
スマホ連動 | × |
自車位置・速度・経緯度を自動的に計測して記録するGPS機能が搭載されている高機能モデルです。 高画質で画角も広く、3つの撮影モードを搭載しているため、細かい設定を行い撮影をすることができます。
1280×720の場合、60fpsでの録画が可能なので、30fpsよりも細かくなめらかな動きの映像録画を実現しています。
オウルテック OWL-DR501
フルHD | ○ |
---|---|
画角 | 対角 156° |
LED信号対応 | ○ |
GPS | × |
Gセンサー | ○ |
モーションセンサー | × |
液晶モニター | ○(2.4インチ) |
ダイナミックレンジ | × |
2カメラ | × |
スマホ連動 | × |
広角の156°レンズを採用したドライブレコーダーです。広い範囲を撮影できるので、対向車線を走る車や側道から出てくる車両まで撮影することが可能。 また、事故が発生した時にGセンサーが作動して自動的に録音が開始する機能が搭載されています。
映像だけでは事故の状況を判断できない時のために事故の際のクラクションやブレーキ音、会話などの「音声」をしっかり録音し、事故発生時の状況を記録できます。
広角レンズが搭載されながら比較的お手頃な価格なのでコスパが良いドライブレコーダーと言えます。
オウルテック OWL-DR901W
フルHD | ○ |
---|---|
画角 | 対角143°(水平:120°、垂直:62°) |
LED信号対応 | ○ |
GPS | × |
Gセンサー | × |
モーションセンサー | × |
液晶モニター | × |
ダイナミックレンジ | × |
2カメラ | × |
スマホ連動 | ○ |
モニターレスにすることによって、本体のスリム化と運転中に視界の妨げとならないによう作られたドライブレコーダーです。 本体自体はとてもスリムで小型ですが、広角の143°レンズを採用することにより広い範囲を撮ることができます。
また、スーパーキャパシタ機能を搭載しているので事故の衝撃で電源供給が止まったとしても、事故直前までの録画映像を撮影・保存ができるので決定的な瞬間の撮り逃しを防いでくれます。
ライターから一言
ドライブレコーダーは車でおでかけする時や普段通勤で使っているドライバーのみなさんにとっては万が一の際に心強い存在ですよね。
交通事故などが発生した時の証拠として、周囲の映像や音声を記録できるドライブレコーダーは今や必須のカー用品と言っても過言ではないでしょう。
ドラレコ選びに失敗しないよう、愛車やドライバーのみなさんにどんなモデルが一番最適なのか見極めながら準備を万端にして、ドライブを楽しんでくださいね。